今朝は4時半に目覚ましが鳴り、予定通り起きられたので、昨日行けなかった奥多摩へ行ってきた。
なぜそんなに早く出かけたのかというと、人気のないうちに撮影を済ませて、さっさと帰ってきたいからだ。猫が最も活動的になるのは夕方から翌日未明にかけてだが、夕方は人通りが多くてやりにくいし、日没に煽られてしまってマイペースでできない。早朝は夕方ほど出現率は高くないが、街がひっそりとしている分、見つけた猫とじっくり向き合えるし、人懐っこい子ならごろごろすりすりして遊ぶ余裕もある。立川勤務時代は終業時刻が17時だったので、季節によっては仕事帰りに散歩することもあったが、今はそのようなことは皆無になった。
分倍河原から南武線の下り電車に乗ったのは5:33。立川から乗った青梅線の下り電車が青梅に到着したのは6:23。電車に乗っている間にスマホアプリでカーシェアリングを予約し、青梅駅近くの駐車場を出発して、奥多摩町役場に到着したのは7:20だった(途中、山腹トリオの駐車場で10分間の休憩)。
以前は駅の周りにもたくさんの猫が生息していたが、ここのところ見かけることはあまりなく、半ば諦めモードで周囲を見回すと、予想外の場所からこちらを窺い見ているのがいた。
誰かと思ったら馴染の三毛だった。2013年10月に初めて見かけて以来、奥多摩へ来るたびにお世話になった子。廃業した駅前食堂をねぐらにしていたが、去年の春にリノベーションしてから姿を見る機会が減っていた。
日差しが強いせいか、頑なに目を閉じている。昔はもう少しフレンドリーだったと思うんだが。
同じ路地に建つ古い家。木製の手すりから猫のパーツが見え隠れしている。
美味しいものを期待したのか、手すりから下りてこちらを見つめている。
そしてやおらアピールが始まった。あいにく今日は手ぶらなんだよ。
一方こちらは西向き斜面。山側から日が差すので、路地や庭の大部分がまだ日陰。猫は縁側でのんびりしている。
ザ・イカ耳という感じのイカ耳。この子は縮れた毛質のようで、日差しが反射して煌めいていた。
縁側に取り残されているのもいた。事態が飲み込めていない感じ?
子猫民家の並びにまた子猫。今年は暑い時期が後ろにずれているので、子猫が出現するのも遅めなのだろうか。
気配を察してもう1匹登場。この一帯にはたくさんの猫が暮らしていて、その中には子猫も相当数含まれていた。カメラに収まったのはほんの一部なので、もう少し秋が深まったらまた行ってみる。
散歩の方はここまでが前半で、このあと役場へ戻り、車に乗って猫集落へ移動。続きはまた明日。