今日は朝から雲一つない青空となり、放射冷却で気温は氷点下0.8℃まで下がった。氷点下の日は11月30日にもあったが、散歩でその冷気に晒されるのは今シーズン初めて。血圧が上がって死なないように心がけながら、急坂の多い平山の猫ヶ丘を歩いてみた。
しかし一日で最も気温の下がる時間帯に出歩く酔狂な猫は少なく、急斜面に展開する住宅街を二回りして、カメラに収まったのはわずか2匹。今日のようなドピーカンなら、せめて路地に日が差すぐらいの時間になれば、もっとたくさんの猫が出てくるはずなのに、悲しきサラリーマンは8時前に散歩を切り上げなければならないのだった。
1匹目は茂みに潜む長毛黒。
俺よりずっと暖かそうな出で立ち。どっちかっつーと逃げた方がいいのは俺だよな。
冬毛が逆立ってお山のような背中。長毛とは保温性がだいぶ違うんだろうな。そういや猫ヶ丘下の人懐っこい三毛ちゃん、しばらく見ないと思ったら、自宅の前に張り紙がしてあって、冬の間は家の中で過ごすことにしたそうだ。あの子は人気者だったから、淋しがっている人は多いだろうな。