今日は朝から青空が広がって、部屋の窓からは絶好の散歩日和に見えたが、実際は北風が強くて気温も上がらず、猫に会いに行くには不適な日だった。
散歩をお休みした代わりに、今日は各種激辛唐辛子と猫草の種蒔きをした。もう少し朝の気温が上がって欲しい気もするが、種蒔きが遅くなると秋までに唐辛子が結実しない可能性があり、霜さえ降りなければ大丈夫だろうという希望的観測で今日にした。猫草の方は3週間ほどで食べごろに育つはずで、去年の場合は4月7日に種蒔きして、発芽したのは17日、猫たちに解禁したのは29日だった。
今日紹介するのは昨日の散歩で見かけた猫たちの後半編。東福生から某巨大団地までの11.8kmを4時間10分かけて歩いたが、ぽつぽつと猫が現れ始めたのは1時間半以上経ってから。それなら前半いらないじゃんと思いがちだが、前半には福サビ1号の公園があったり、踊り子さんや妹分の住む歓楽街があったりして、会える確率は低いながらもスルーするわけには行かないんである。
それはさておき、猫は草むらからこちらを窺っていた。
台風19号の冠水後も放置されたままで、猫たちの縄張りは荒涼としている。
親切な人が面倒を見に来てくれるので、猫そのものはどれも丸々として毛並みもいい。
某巨大団地にたどり着いたのは11時。バルコニーで周囲を監視する猫発見。
初めてこいつを見かけたのは2013年5月だから、少なくとも7年はここで監視業務を続けていることになる。長いことご苦労様です。
茶トラに気圧され気味だった黒白はまんまと逃亡。道路向かいからこちらを眺めている。
仲よく隣の団地へ消えていった2匹を見送り、帰途につくためバスを待っていると、バス停の周囲を嗅ぎ回る不審な黒白を見つけた。
先回りして待っていたら、0.5秒ほど固まったあと、見えなくなるまで逃げていった。
拝島駅前でバスを降りて、電車に乗る前に周囲を一回りしてみた。空き地の隅でまどろんでいるのは去年11月以来のキジ白4号。
かつてこの空き地には猫好き少女一家の暮らす一軒家が建っていた。面倒を見ていた猫たちを引き連れて引っ越していったので、一時期よりは数が減ったが、それでもなおこの辺りは猫の巣窟。俺がこの街から引っ越したのは2015年10月だが、当時からの知り合いが今もたくさんいる。
しかし、馴れ合いは許さない。不用意に指を差し出したら、猫パンチ(爪あり)を喰らってしまった。
7時間に渡る外出から戻ったのは13時半近く。近所の路地で武蔵が背伸びしていた。
落ち着きのない武蔵を撮るのは至難の業。この日の最後の写真も微妙なアングルになってしまった。