今日は所用のため朝から平山へ。今夜から天気が大荒れになるというので、少し回り道して知り合い猫のご機嫌伺いに行ってきた。
からし号で分倍河原駅まで行き、聖蹟桜ヶ丘からはバスに乗り換えて、散歩をスタートしたのはいつもの東中野バス停。どうせバイクを出すなら聖蹟桜ヶ丘駅まで乗って行けば多少手間が省けるんだが、車の流れの速い関戸橋を原付で渡るのは怖いのでヘタレた。バイク置き場がどこにあるか分からないという事情もあった。
冴えない天気だったせいか、当てにしていた知り合いはことごとく不在で、1匹目に遭遇したのはスタートから40分後。歩き慣れた多摩センターまでのコースで、こんなに苦戦するとは思わなかった。
あれに見えるはお馴染さんのポイント三毛。
馴染といっても懐いているわけではない。一歩前進したら、お尻に葉っぱをくっつけたまま、車の下に隠れてしまった。
せっかく下りてきてくれたのに悪いんだけど、写真を撮るなら上の方がいいな。
関東で谷戸とか谷津と呼ばれる谷あいの地形は、東北・北海道では谷那や谷地、西日本では迫などと呼ばれているそうだ。六花咪とともにその谷を上ったのは、頭上からボス的黒白の鳴き声が聞こえてきたから。ご飯のお姉さんが後片付けをしていて、ちょうど食事を終えたところだったようだ。
近寄るなオーラがすごい。俺はもちろん、六花咪とも折り合いが悪いんだよなあ。
谷戸のあとは平山で用を済ませ、帰りしなに猫ヶ丘を一回りしていると、定点の猫民家に鉢割れ茶トラ白がいた。
一週間前にここで見かけた猫とも、その数日前に見た猫とも別猫。離島などで茶系猫が極端に多いケースはままあるが、ほかと隔絶されているわけでもないただの住宅地で、こんなに毛色が偏っているのは珍しいと思う。
保護色モードでお昼寝中の猫を紹介して、今日はおしまい。月曜日からの出勤に備えて、明日と明後日は休養日にする。