前回靴を替えたのはいつだったかなと思ってブログを検索したら去年の4月上旬と出た。思ったより持たなかったのは猫を探して歩き回ったからだろうが、歩行距離は短くなってきているのだし、もう少し頑張って欲しかったというのが正直なところ。というのも、革靴を新調するたびに激しい靴擦れに見舞われ、歩くのがとても辛くなるからだ。傷口を清潔に保てるなら絆創膏も有効だろうが、足の場合はそれも難しく、せいぜい帰宅後に流水洗浄するくらいが関の山。これから2週間程度は痛みに耐えて猫を探さなければならない。
……そんなわけで今日の夜勤前の散歩も、距離を控えめにしたいところだったが、外はあいにくの雨。昨日の朝のように上がる見込みもなく、「悪天候で足が痛い時に猫に会える場所」という条件で検討した結果、久しぶりに谷保から西府まで歩いてみることにした。わんさか会えるコースではないが、少なくとも風さえなければ、スクーター二毛がスクーターの上で寝ている可能性が高い。
家を出たのは正午すぎ。猫ヶ丘経由でバス停へ向かっていると、とある民家の敷地から視線を感じた。
あれはたまに見かける臆病な茶トラ。さては隠れてやり過ごそうとしているな。
そして1時間後、久しぶりの谷保スクーター邸に到着。やっぱり寝てるわ。
そこへ、二毛ちゃんのお友達のサバトラが現れた。何だか急いでいる様子。
サバトラの視線を追って振り向くと、そこには茶トラが佇んでいた。君は初めて見る顔だね。
サバトラはきょとんとしているが、茶トラとの折り合いは悪くないみたい。さっきも尻尾立ってたし。
そうこうしているうちに、寝ていたはずのスクーター二毛が濡れ縁でご飯を食べていた。のんびりしているように見える猫の世界だが、実はかなり目まぐるしい。
スクーター邸のあとはほぼ猫影なし。古墳の神社の猫民家で見かけた黒が唯一だった。
黒猫って、要するに黒い物体に目が二つ光っていれば成立するよな。
最後の1匹は稲田堤の乗り換えで見かけた子。時間がないのでスルーしかけたが、鉢割れが可愛らしかったので引き返して撮影。
びっくりしちゃってこれ以上は接近不可。今度は穏やかな顔の時に撮らせてね。