日勤前の散歩も4日間続くと寝不足が顕著になってくる。明日から3連休なので多少ゆっくりできると思うが、年内の休暇はそれで終了で、28日から元旦まで再び日勤が続くことになる。いつもなら大晦日に檜原村へ出かけたり、サチコとマコちゃんをお風呂に入れたりするのが恒例だが、今回はどれも年が明けてからになりそうだ。まあそんなことはいつやってもいいのであるし、1月9日からの台湾猫旅が楽しみなので、正月などどうでもいいのである。
早起きが続いたのは辛かったが、4日間とも天気には恵まれて、今日の散歩もドピーカン。俺の住む日野市あたりは、日の出の定義である「太陽の上辺が地平線(または水平線)に一致する時刻」より2~30分遅れて朝日が差し始めるが、路地の隅で眠る猫たちの許へ届くにはさらに時間がかかる。多くの猫に日差しが行き渡り、ようやく毛繕いが始まるころ、とっくに俺は職場のパソコンに向かっているのだった。
……そういうわけで、今朝の猫も日陰から始まった。ご飯待ちと思しき茶トラが1匹目。
ただシャッターを切って立ち去るのではなく、一応「いい子だねー、おいでー」ぐらいは話しかけているんだが、俺はIWGさんじゃないので頑なに動かない。まあ最近は端から諦めていて、半ば儀式化しているんだけれども。
当てにしていた場所にことごとく猫の姿はなく、次に遭遇したのは20分後の7:50。低い丘の稜線の向こうから、ようやく日が昇ってきた。
峠を越えて、先日も訪れた谷戸の公園に立ち寄った。こちらは南側の斜面なので日当たりが良い。前回はまだ紅葉が残っていたが、もう全部散ってしまった。
鉢割れキジ白が訝しげにこちらを見ている。3週間ぶりだから忘れられちゃったかな。
にゃあにゃあ鳴いて、印象は悪くないようだ。それじゃ一つセレモニーを。
前回会った時は盛んに鳴いていたが、今日の反応は薄かった。試供品のカリカリが口に合わなかったかな。