先月は本業の業務移管プロジェクトがあったためとても忙しく、休暇も少なかったのでキツかった。特に一昨日からの日勤は出勤前に歩きすぎて、仕事中にスタミナが切れてしまい、昨日などは退勤まで1時間を残してほとんど動けなかった。このブログは今日で開業9周年を迎え、俺も2011年から九つ年を取った。もう少し体力の衰えを自覚してやらないと、終わりまでちゃんと続けられなくなるので気をつける。
開業記念日の今日の天気は荒れ模様で、昨夜から風雨が強く、夜が明けても降ったり止んだりを繰り返していた。雨だけならそれなりに強くても猫はいるし写真も撮れるが、強風だけはどうにもならない。濡れた体が風に晒されると急激に体温が奪われるので、猫だけでなくどんな哺乳類だって暴風雨は嫌がる。写真を撮るこちらとしても、レンズに水滴が付くと、その部分がぼやけてしまって、レタッチするのも難しいので具合が悪い。
最大瞬間風速15.2m/sにも達する風雨では休載するのが普通だが、今日は記念日ということで、最低3匹はカメラに収めるべく、雨が弱まったころを見計らって出かけてきた。結局、完全に雨が止むことは一度もなかったが、それでも何とかなるのが今日の散歩地・八王子のありがたいところ。
雨が弱まると、にわかに歩き回るのは人も猫も同じ。
植え込みの匂いを嗅ぐなどして、ねぐらへ向けて去って行った。
とある猫住宅街。顔見知りのキジトラを訪ねてみると、玄関に置かれたキャリーハウスに入ってちんまりしていた。
カイトという名の熟女猫。ここに座っているのを見たことは何度かあるが、キャリーを置いてもらったとは知らなかった。狭いながらも楽しい我が家だね。
強い風を嫌ってか、いくら呼んでも出てこない。全身はこんな感じ。
柳の花街の猫置屋に黒がいた。
黒は黒でも臆病な方。人懐っこい方は最近見ない。
猫の遊び場と化した雑居ビルの裏側。高みからこちらを見下ろす猫発見。
警戒心丸出しの腰つき。一歩前に出たら、見えなくなるまで逃げてしまった。
八王子の散歩は以上。さらに八高線に乗って拝島にでも行こうと思ったが、横殴りの雨が降ってきたので大人しく帰宅した。
猫デッキにサチコが出ていたので記念撮影。
この写真は先日買ったsmc PENTAX-FA 77mmF1.8 Limitedというレンズで撮った。PENTAXユーザで知らない人はモグリと言われるほど評価の高いレンズだが、フルサイズ用なので、APS-Cだと換算118mmとなって自宅で使うには長すぎる。いずれ外に持ち出して、人懐っこい猫相手にじっくり使ってみる。
で、こっちがいつもの高倍率ズーム。これはこれでかなり気に入っているんだけれども。
一昨年も去年も、7月は福島県の猫温泉に浸かりに行っていたが、今年は秋か冬に延期することになりそうだ。7日に目の硝子体手術があり、術後管理のため、2週間程度は大人しくしていなければならない。休暇はたくさんもらえたのに残念だが、ここはきちんと我慢して、クリアな視界で再び街の猫たちに接せられたらと思っている。
夕方以降、雨はほとんど降りっ放しになった。雨見が好きなマコちゃんは、夜中になるまで猫小屋から出てこなかった。
