今朝の散歩は西立川の巨大黒猫とエビ子のねぐらを訪ねてみたが、黒は猫ボックスで寝ていて動かず、エビ子は不在のようだった。自室の窓辺で紫煙を燻らせていたエビ邸の親父に、「元気にしてる?」と声をかけたら、「おう」と返事があったので、恐らく元気なのだろうと思うが、質問に主語を含めなかったので、自分のことと誤解されているかも知れない。親父が元気なのも喜ばしいことだが、俺が知りたかったのはエビ子の様子だ。
一方の巨大黒猫は猫ボックスに張り紙がしてあり、療養食を与えているのでよろしくと書かれていた。あいつに初めて会ったのは2012年6月で、当時すでに今と同じ体格だったので、少なくとも10歳にはなっていると思う。うちのサチコと同様に、そろそろ腎臓疾患を心配する年齢なのだろう。
そんなわけで今朝は高みを巡回中の三毛から。
あいにく皿は出ておらず、踵を返したところを呼び止めてもう1枚。この子の飼い主には会ったことがあり、俺が一日一猫なるブログの主であることもバレているが、愛猫の三毛ちゃんはまったく懐いてくれない。
今朝の散歩コースは西立川から立川経由でモノレールの柴崎体育館まで。歩き慣れたルートをさらに1.8kmほど行くと、民家の庭に三毛が佇んでいた。
たいていは広い庭の奥にいるので、なかなかカメラに収まらない子。前回会ったのは4月、その前は一昨年12月。
エコキュートの上で猫がまどろんでいた。あれは茶猫タウンを縄張りにするクリームポイント。左後ろ足が欠損しているが、近所の誰かが面倒を見ているらしく、基本的に毛艶はいい。
向こうから来てくれたので色めき立ったが、単に道路を渡りたかっただけみたい。ひょこひょこと去っていった。
茶猫タウン南でもう1匹。路地の奥で茶トラ白がちんまりしていた。
ねぐらにしていた民家が取り壊され、空き地になってからしばらく経つのに、まだここで暮らしていたとはなあ。親切な人に恵まれたのだろうな。
相方も見かけたが逃げられた。まあ一緒にやっているなら何より。
経由地の立川駅に近づいて、念のため人妻邸を覗いてみると、朝ご飯を終えた三毛ちゃんが玄関先に出ていた。
再びこの路地へ足を運ぶようになって、以前のように会えるのは嬉しいんだが、この2年間、この子はいったいどこへ行っていたのだろう。
立川駅を過ぎて進路を東から南へと変える。旗竿状の駐車場の奥から、巡回帰りと思しき猫がやってきた。
吊り目のサバ白は2011年以来の古馴染。今になって逃げられるとは悲しいぜ。
7.0kmに渡る長い散歩の最後も古馴染。あれに見えるは丸顔の飛び三毛。
今日は三毛に始まり三毛に終わる日だった。次の出勤からは勤務時間が元に戻るので、日勤の出勤前に7kmも歩くのはこれでおしまい。