今日と明日はお休みだが明日はきっと雨なので、散歩に出られるのは恐らく今日だけ。先日悪天候で断念した京王線猫行脚に出ようとも思ったが、何となく自分の家よりも都会には出たくない気分だったので、青梅線を下って小作から散歩を開始した。ここは晩年の父が住んでいた街で、3年前の夏に死んだあとは種々の後片付けのために何度か通ったくらいで、最近はまったく足が遠のいていた。
散歩スタートは8時すぎ。久しぶりに降り立つ駅前の様子を懐かしく眺めながら歩いていると、とある民家の裏手に黒い塊を発見した。
すごいのがいるな。
君はやっぱり猫なのだろうね。
おお、手足が出てきた！
河岸段丘の緩い坂道。黒っぽいのがこちらを見ているのが分かるかな。
きれいな毛並みのサビだった。
サビ邸の隣家には三毛もいた。ここは以前何度か立ち寄ったことのある猫民家。
落ち着いた感じの子。念のため呼んでみたけど微動だにしない。
長毛2匹目はキジ白。もう少し近寄ってくれると助かるんだけどな。
「お供え次第では相談に乗りますよ」
これは背景に紛れてしまってちょっと分からないかも。ピントも甘いし。
近寄る素振りを見せただけでこの有様。警戒心の強い三毛だった。
羽村の猫は以上。ちなみに帰宅してから調べたところ、最後に見かけた三毛を除いて、ほかの4匹はすべて過去に会ったことのある猫だった。長毛黒は2016年4月、サビと三毛は2013年11月、長毛キジ白は2014年8月。皆さん何年も会っていなかったのによくぞご無事で……。
家に帰ったら、サチコとマコちゃんが猫デッキで寛いでいた。
一昨日測ったサチコの体重は3.45kg。夏には3.01kgまで落ちたが、食餌を見直すなどしてここまで戻した。外猫のオスにこんな華奢なのいないよなあ。
こっちは6.21kg。それでもオスとしてはそれほど大きな方ではない。
サチコは視界にマコちゃんが入ってくると、嫌がって別室へ行ってしまうことが多いので、2匹揃って穏やかな顔をしているのは割と珍しい。
今日はこれでおしまい。
