パイプの季節


昭島市の猫

 今日は終日曇っていて気温も低く、上着なしで歩き回るのはちょっと寒くて辛かった。雲も厚くて日中から暗く、15時台には早くも写真撮影を困難に感じるほどだった。
 こんな日なので猫の方も盛況とは行かなかったが、休載を心配するほどではなく、最初の猫には散歩開始から10分ほどで遭遇した。歩いたコースは拝島~西武立川の6.3km。
福生市の猫

福生市の猫

 ここはいつもの猫マンション。怖がりの黒白は通路へ引っ込んだ。
福生市の猫

 車の下からキジトラも登場。こちらは時々見かける子。
福生市の猫

 知らない仲ではないので、反応も何となく友好的(?)
福生市の猫

福生市の猫

 寒い日こそ会えそうな気がして、とある猫拠点を覗いてみた。生垣が邪魔して分かりにくいかな。
昭島市の猫

昭島市の猫

 こちらは11ヶ月ぶり三度目の麦わらさん。パイプには40℃の温水が通っていて、寒いほど会える確率が高いという不思議な場所だ。いずれ近所の猫でパイプが埋め尽くされるのではないかと予想しているが、今のところそのような気配はない。
昭島市の猫

 温水パイプに引っついて離れない猫を見て、今はもうない北海道の実家を思い出した。
 1977年に親が建てたその家はセントラルヒーティングを採用していた。熱源は屋内に設置された石油ボイラーで、床下に温水配管を通して家ごと床暖房した上、各部屋にファンコンベクターと呼ばれる温風送風機を配置し、個別に室温が調整できるようになっていた。それまで隙間だらけの粗末な官舎住まいだったので、24時間いつでも暖かく過ごせることを家族みんなで喜んだものだが、家が建って間もない1979年、第二次オイルショックにより灯油価格が2倍近くに跳ね上がったため、冬の灯油代が半端ないことになり、自慢のボイラーは数年も経たずにお役御免となったのだった。猫とはまったく関係ない話で申し訳ない。
昭島市の猫

 パイプ猫からさらに先へ進むこと5分、細い路地が入り組む住宅街にキジトラが佇んでいた。
昭島市の猫

 ……と思ったら小さな白斑が。キジトラじゃなくてキジ白だね。
昭島市の猫

昭島市の猫

 鈴をぶら下げているので近所の飼い猫だと思うが、まったく懐く兆しはなく、こちらを見つめたまま逃げてしまった。
昭島市の猫

 最後の猫に遭遇したのは14時前。すでにかなり暗くなっていて、これ以上猫に会える気がしないので、慎重にやらなければ。
昭島市の猫

昭島市の猫

 幸い顔見知りだったので逃げられたりはしなかったが、人懐っこいはずの茶トラが微動だにしないほど冴えない空模様で、予想通りこのあと西武立川まで1匹たりとも見かけることはなかった。
昭島市の猫

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