これまで冬の朝の猫散歩というと暗さと寒さに苦しんだ記憶しかないが、今シーズンは職場の配慮により夜勤が多くなっていて、そうした辛い思いをまったくせずに済んでいる。今日は10月31日以来、約2ヶ月ぶりの日勤で、すっかり体がなまっていたが、久しぶりの早朝散歩に挑戦すべく、頑張って5時半に起床した。最低気温は0.7℃止まりで覚悟していたほど低くなく、家から駅まで乗ったバイクを除けば、まったく寒さを感じなかった。
久しぶりの早朝散歩で歩いたのは中神~西立川。大白斑のオッドアイや巨大黒猫に会いたくて選んだコースだが、東の空に雲がかかって暗かったせいか、既知の猫拠点はどこもかしこももぬけの殻。1匹目の黒を発見したのはすでに散歩終盤で、スタートから1時間以上経ってからのことだった。
コントラストが高くて分かりにくいが、こいつは裏手の猫避暑地に住む長毛の黒。相方の茶トラ白にもよろしく伝えておいてね。
こいつは朝早いと箱の中で寝ているし、通学時間帯は小学生に撫でられているし、9時近くになると1階の事務所に入ってしまうので、冬の間はなかなか会えない。今朝は通学路から小学生が消えた8時半を狙ってようやく会えた次第。
珍しく鳴き続けているのでよく見ると、左前足を怪我したらしく、びっこを引き引き歩いていた。事務所の人は巨大黒猫をとても可愛がっており、痛がるのを放っておくとは考えられないが、念のためお昼休みに電話してみると、すでに病院で診てもらったとのこと。高齢のため治癒に時間がかかっているそうだが、そういえば俺は巨大黒猫の年齢を知らないのだった。