2017年6月から使っているPENTAX KPの総ショット数が147,311回にもなっており、メンテナンスして今後も使い続けるか、それとも新しいものに買い替えるのか、そろそろ方針を決めなければならない。PENTAXはK-3 Mark IIIというAPS-Cフラッグシップ機を発売したばかりで、これはとても評判がいいようではあるが、このブログにも何度か書いたように、俺の撮影スタイルにはチルトモニタが必須なので、それを備えていないK-3 IIIは候補から外れている。KPの状態の良いものをもう一台中古で買うことも考えたが、2017年2月発売の古いモデルにもかかわらず、今でも65,000〜80,000円程度の値がついており、それなら費用を払ってメンテナンスした方が安上がりだ。
そういうわけで今日はKPをオーバーホールに出すため、新宿のリコーイメージングスクエアに行って、そのついでにトライアル(試用)用のK-3 IIIを借りて副都心近くの猫たちを撮影してきた。長くなるとアレなので先に結論を書いておくと、液晶モニタが固定であることを差し引いても、K-3 IIIの性能と撮影しやすさは従来機とは異次元のレベル。初めて使う機体なのに一体感があって、自分の手足になったかのような操作感だった。41,800円という費用でKPをオーバーホールに出してしまったことを後悔したが、液晶モニタがチルトしないと撮影機会をかなり失うことになるので、やはりこれで良かったのだと思う。
猫の方はほどなく発見。予想外の雨が降ってきて、呪詛の言葉を並べながら歩いていると、高みからこちらを見下ろしていた。
泥棒鉢割れのキジ白はこの家の子。あんな高いところにいるの初めて見た。
駐車場の隅でちょこなんとするキジトラ。小雨でも出てきてくれてありがたいねえ。
11時半を過ぎているので、たぶんご飯待ちではない。リコーイメージングスクエアは10時半からだし、それから貸し出しの手続きをしたりカメラの設定をいじったりしたので、こんな時間になってしまった。
鼻の頭のシミに見覚えがあって、帰宅してから調べたら、2015年4月と2018年2月にも会っていた。高層ビルと一緒に写真を撮ったお立ち台の民家は建て替えられてしまったけど。
路地を一回りして最初の場所に戻ると、泥棒鉢割れの家にキジ白が1匹増えていた。
お昼近くになり、路地はランチタイムの勤め人で雑踏し始めたが、猫は気にする風もなく寝ている。
三毛は一昨年の12月以来。相方の黒白は不在だった。
都会の猫が気にしていなくても田舎者の俺は人混みがイヤなので、少し離れた住宅街へ退避してきた。ここはさっきの場所よりもさらに平和のようで、猫は地面で寝入っている。
地面のキジ白は目を覚まさない。舌を鳴らして起こしているうちに、黒白は奥へ戻ってしまった。
そろそろ借りたカメラを返すことにして、副都心へ向けて参道脇の路地を歩いていると、駐車場の物置の上で茶トラ白がまったりしていた。
引くとこんな感じ。ちなみに今日はこの写真だけiPhoneで、ほかはすべてK-3 IIIで撮影した。
この子はここらでたまに見かける子。よく似た兄妹も顔見知り。