毎日の散歩で暖かな日差しと冷たい風を同時に受けているせいか、朝から晩まで鼻水が止まらない。換えのマスクは何枚か持ち歩いているが、鼻水が出るたびに交換しているとすぐになくなるので、匙加減が難しい。熱が出ているわけでもないので風邪なのかどうかも判然とせず、もし発熱すれば会社規定の対応フローに基づき出勤停止となるので、むしろそうなってくれた方が楽なのだが、体調は絶好調なのでそうもできない。
夜勤明けの散歩は多摩センターから堰場バス停までの4.5kmを歩いた。六花谷に立ち寄る頻度は以前とあまり変わらないが、常駐の茶トラ(前回からゴンと命名)と六花咪の折り合いが悪く、結果的にどちらを構うのも中途半端になっていた。なので今日は六花咪だけを依怙贔屓して撫でくり回そうと考えた。
いつものように西の階段から回ると、ごんがとぐろを巻いている可能性があるので、久しぶりに東側からのアプローチ。足を止めて探し回るまでもなく、猫は見える場所でお昼寝していた。
でもあれは六花咪の背中ではないなあ。
お昼寝の邪魔しちゃ悪いので、ボスをスルーして先へ進むと、すぐに似たような風体のが目に入ってきた。
こちらに気づいて飛び起きた六花咪。やっぱり寝起きなので呆然としている。
スルーしたはずのボスも近寄ってきた。そういうことなら人目につかない崖の上で遊ぼうか。
崖の上にはいつも新鮮な水が用意されている。黒白ボスは喉が渇いていたようだ。
六花咪は日なたで撫でられ待ち。ここのところの寒さでようやく藪蚊がいなくなったので、時間をかけて遊べるよ。
六花谷の次に立ち寄ったのは黒白親子の住む緑地。といっても今月9日に会ったばかりの子猫は里親に貰われて行き、今は母だけが残されていると聞いていた。誰もいない平場で猫の鳴き声が聞こえて振り向くと、果たして黒白の母がこちらを見つめていた。
この子には黒白ボスという夫がいる。六花谷からは500mほど離れているが、今でも逢瀬を重ねているようなので、淋しいばかりではないはずだ。
黒白のあとはぼちぼち。定点の猫拠点で見かけたのは茶トラ白が1匹。
今日は久しぶりに黒煙ちゃんにも会えた。最近は日中帯に見かけることが少なかったけど、秋になって日差しが恋しくなったのかな。