10時半から眼科を受診するつもりで、そのついでに出かけた猫散歩だったが、粘りすぎて時間が押してしまい、眼科の予約に間に合わなかった。猫の方も冴えない結果で、久しぶりに京王線猫行脚を1コマ進めたものの、見つけられたのは次の駅間に進める最低ラインの3匹のみ。黒煙ちゃんや武蔵など、近所の猫たちもまったく姿を見せなかった。南武線や横浜線を含め、こんなに淋しい猫行脚は初めてかも知れない。
1匹目に遭遇したのは散歩開始から1時間後。ぽつぽつと雨の降る中、目を皿のようにして住宅街を歩き回っていると、民家の隙間の奥まったところで寝ているのを見つけた。
舌がつりそうなくらいプスプス言って、ようやく振り向いてもらった。
民家の敷地に逸れてしまったので、隣の路地に回ってみた。こういう勘は働くので、まったくもって不調というわけでもない。
警戒して身を縮めている。きれいなクラシックタビーをもっと見たかったな。
このくらいなら余裕だろうと思っていたけど無理みたい。慣れていないのかしら。
後退する選択肢はないらしく、車の下からシャーと威嚇する。どこかで子供たちが待っているのかも知れない。