寒冷前線の通過に伴い、昨夜は大気の状態が非常に不安定で、明け方まで強い風と雨と雷の音に苛まれてろくに寝られなかった。ようやく静かになったと思ったら、今度はマコちゃんが布団に飛び乗ってくるわ、そうこうしているうちにサチコが耳を甘噛みして起こしにかかるわで、今日の夜勤はまだ23時だというのにすでに超絶眠い。
前線つきの巨大低気圧は樺太付近へ北上し、南から吹き込む暖かな風のせいで、今日の府中は20.2℃まで上がった。これは天気が良ければ猫が日陰に隠れるくらいの気温で、人間もコートなんか着たら暑いに決まっているが、夜勤の時は翌日の気温も考慮して服装を決める必要がある。「いちばん当たる」と自ら謳うウェザーニューズによれば、明日も晴れるものの気温は12℃止まりで、朝は2℃まで冷え込むとのこと。今日はコートを着て出勤することにしたが、20℃超えの日にその服装はさすがに暑く、正午すぎからの散歩は久しぶりに汗だくで歩き回ることになった。
まずは出かける前にサチコを一撫で。
散歩開始は西国立から。最近ぱったり見なくなったオッドアイを訪ねて、桜の巨木の猫民家を覗いてみると、何ごともなかったかのように家の前に佇んでいた。
何度来てもぜんぜん見ないから、いなくなっちゃったかと思っていたよ。また会えて良かったー。
逃走を図る大白斑の三毛はオッドアイのお母さん。本人だけでなく、滅多に出てこない母にも会えるなんて、今日はダブルで嬉しいな。
日当たりのいいブアイソーズの第二宴会場はまるで晩夏のよう。猫たちも12月とは思えない佇まいだ。
いくら呼んでも目は閉じたまま。気づいてはいるが無視しているのである。
半年ぶりのゴージャスぱっつん黒白。冬に会うのがこの子の醍醐味。
今日みたいな日はかなり暑いのではないかと、同病相憐れむような心持ちになってその場を離れた。
ここは近所の猫たちの通り道になっていて、三毛のほかにも色々見かける。特に印象に残っているのは5年前の冬、霜が降りて白くなった畑で排泄していた黒など(こちら)。
正面に回って待ち伏せしていたら案の定、柵をくぐって出てきた。
こちらの意図が分からず、きょとんとしたまま固まる三毛。構いたいのは山々だけど、逃げられて傷つくのも辛いのさ。
今日の散歩はお昼寝中のゴージャス・キジトラで〆となった。この写真ではちょっと分かりにくいかな。
簡単に着替えられない長毛猫は気温の変化をどのように吸収しているのだろう。明朝は今より20℃近く下がるというのに。人間だったら風邪引きさん一直線だ。