猫と寝相の悪い飼い主


川崎市の猫

 寒い季節になるとサチコが布団に入ってきて脇の下で丸くなる。時にはマコちゃんも寝室で過ごすが、布団に入ってくることはほとんどなく、入ったとしても落ち着かない様子で5分もしないうちに飛び出てしまう。ナリはでかいが序列はサチコよりも下なので、サチコの縄張りである俺の脇は不可侵なのかも知れない。
 子供のころの俺は入眠にとても長い時間がかかっていて、その名残なのか今でも頻繁に寝返りを打つ。サチコはその度に布団から押し出され、右脇から左脇へ、左脇から右脇へと移動を強いられる。猫の中でもとりわけ頭のいいサチコは、最近では一定の時間が経つと自主的に布団から出て、反対側の脇が空くのを待つようになった。俺が寝返りを打たなければ肉球でつついて催促されるし、そのほかに夜間頻尿で目覚めることも頻繁にあるので、まともに寝られる日がほとんどないことが今いちばんの悩みだ。まあ猫については寝室から締め出せば済む話だけれども、溺愛しているのでそうも行かない。
 今日の散歩は南武線の津田山からスタート。日勤前に歩くことは時々あるコースだが、夜勤前というのは割と珍しく、当てにしていた場所に見当たらない反面、初めての場所で見かける子も多くて何だか新鮮だった。
 坂の途中の石切り場では2匹の猫を発見。ここで猫を見るのはずいぶん久しぶりだ。
川崎市の猫

川崎市の猫

 警戒マックスの2匹。黒白の灰白の組み合わせは以前にも近所で見かけたことがあり(こちら)、あの時はもっとフレンドリーだったはずと思ってあとで調べたら、どちらも別猫だった。去年8月には同じ毛色の子猫もいたので、どちらかの灰白はお母さんかも知れない。
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 少し離れた場所に小柄な黒もいた。近所の人によると、黒白とは親子なのだそう。
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 こちらは完全に真っ昼間の風体。白いお尻をこちらに向けてお昼寝中。
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 大白斑の三毛ちゃん。見かけるのは去年の10月末以来。
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 しばらく会えなかったけど毛並みは上々。元気そうで良かったよ。
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 定点の猫駐車場には2匹の猫が出て日なたぼっこしていた。
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 しゃがんでカメラを構える俺を不思議そうに眺めている。お友達の黒白はお出かけ中かな。
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 キジトラは眠そうね。
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 こちらも最近よく訪れるようになった猫緑道。いつもと違う時間帯だが猫はいた。なおこの写真には2匹写っているので、目を皿のようにして探してみて。
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 エコキュートのキジトラは難易度ゼロ。いつもここで退屈そうにしているからね。
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 もう1匹はこちら。暗闇に光る二つの目に気づいたかな。
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 とあるアパートの敷地で黒白を見かけた。
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 この子は初めてだと思う。そこにいるくらいなら、自分の家に戻った方が暖かいんじゃない?
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 日の差す路地奥に猫が佇んでいた。
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 俺が近寄ると遠慮がちに身を引いた。この振る舞いができるとは、君はきっとボスクラスの猫だね。
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 ほら、やっぱり。部下が挨拶に来た。
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 部下の匂いを嗅いだボス、なぜかフレーメン反応。
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 親密に過ごす俺たちをボスが遠巻きに見つめている。この子たちは恋人同士かも知れない。メリークリスマス。
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