昨日は見かけた猫こそ多かったものの、すべて撮影不能あるいは逃げられるなどして休載を余儀なくされた。今日は5日間の日勤の終わりの日でもあり、せめて3匹程度は会いたいと思い、猫勘の利く西国立~立川北を歩いてみた。10年前なら見つかりすぎて困っちゃうほどのコースだが、今は最盛期の1割かそれ以下にまで減っており、ゼロにならないまでも3匹行くかどうかも覚束ない。とりわけ日勤のうちに確認したかったのは、長毛白ほかたくさんの猫が集まる朝食会場で、去年8月を最後に何度訪ねても誰もいない。日中帯に近所の家でお昼寝している姿を見かけることはあるので、単に宴会場をどこかに移しただけだと思うが、こうも鮮やかに全員いなくなるものだろうか。今朝も付近を丹念に探してみたが、やはり猫一匹見つけることはできなかった。
公園のキジトラがベンチでちょこなんとしていた。
夏の間はかなり早くから起きているけど、寒くて暗いこの季節はあまり会えない子。今朝も氷点下2.4℃とそれなりに冷え込んだ。
太って見えるのは冬毛のせいだと思う。この季節に会うことはあまりないので何だか新鮮。
今朝は珍しく懐いてきた。尻尾にややためらいが見えるけど……、
この子に初めて会ったのは2012年11月。いつも忘れられたころに訪れるのでなかなか親睦が深まらない。
ここでよく見るサビ(こちら)かと思ったら違ってた。差し毛のような白い毛がとても気になるが、それだけで三毛とは言えないので、現時点では二毛に分類しておく。白斑遺伝子由来の白斑と断定するには、四肢の先端が白くなっていることを確認したい。
ここは2週間前、隻眼の茶トラが寝ていた路地。今朝は灰色のお尻が見えている。
慎重派の灰猫は5回会ったら4回は逃げれられる。一応これでも子猫の時からの知り合いなのになあ。
「とても喉が渇いていたの。今夜また雨か雪だっていうから助かるよ」
喉を潤したキジトラは忙しそうに走り去った。明日は少し遠出するのでブログはお休みする予定。