現在、日本人が台湾に入国するにはビザの取得が必要で、その種類は商務(ビジネス)、親族の訪問、語学研修の三つに限られている。入境後は10日間の隔離期間が設けられているが、これは感染状況によりさらなる短縮が検討されているとのこと。徐々に門戸が開かれつつあることは感じるが、他のアジア国に比べると非常に慎重であることは確かだ。例えばタイでは入国可能地点は限られるものの、コロナワクチンを必要回数接種していれば、入国時にPCR検査を求められる程度で、陰性なら観光客でも隔離は免除される(4月1日から)。インドネシアでもバリ島に限って観光客の受け入れを再開しており、ワクチン接種済みで、なおかつ出発前と到着時のPCR検査が陰性なら隔離免除となる(3月23日から)。
俺はいずれ台湾もウィズコロナに転換すると思っていた。インバウンドが蒸発したままでは経済的ダメージが大きすぎるし、厳しい感染対策が続けば社会不安にも発展するからだ。ところが台湾はコロナ清浄国と呼ぶべきレベルを維持し続けただけでなく、経済も持ち直して、2021年のGDP伸び率は6.3%にもなった(日本は2.6%)。日本と違って台湾は感染者が少なかったことから、国内旅行を積極的に推奨し、助成金を適切に支給したことが奏功したようだ。恐らく台湾はゼロコロナを掲げたまま突っ走るものと思われ、以前のように日本人がビザなし隔離なしで観光できるようになるにはまだ当分かかるだろう。我が国の感染が落ち着けば多少早まるかも知れないが、今もって毎日数万人の陽性者が出ているようでは話にならない。今年の秋までには行きたいと思っていたがもう諦めた。
……まあいいや。今日の1匹目は猫デッキで日なたぼっこ中のサチコ。
老齢で寒がりになったサチコも、ようやく外で寛げる陽気になってきた。このまま暖かくなればいいんだがなあ。
今日の散歩はちょっと頑張って東所沢から新秋津まで。いい陽気になったお陰で外の猫たちはお昼寝に入ってしまい、最初の30分はまるっきりダメ。最初に会えたのは所沢の外れに住む馴染の2匹だった。
もうすっかり顔を覚えられて、見つかるとすぐに近寄ってくるので、逆に写真は撮りにくくなってしまった。
今日は肉食三毛ちゃんにも会いたかったんだけどな。やっぱりいないみたいだね。
もしあの子が元気にしているなら、俺が会いたがっていたって伝えておいて。
何と今日は5.6kmも歩いて次の猫が最後。何度となく歩いたコースだが、これは史上ワースト記録かも。
散歩そのものはぽかぽか陽気で楽しかったが、猫的には淋しすぎる結果となり、余った時間で小田急沿線の猫拠点に寄り道してみた。草むらと化したいつもの空き地はすでに日が翳っていたが、そこには2匹の猫が無目的な佇まいで座っていた。
一方こちらのクリームは時々見かける子。灰白よりも表情がフレンドリーでしょ?
最後に立ち寄ったのは昨日空振りだった白猫ステーション。今日は会えて良かったー。
撫でろとばかりに腰を下ろした。うちのヨレた18歳を見ていると、この子が20歳とはとても思えない。歯だって全部揃っているんだから。
今日はこれでおしまい。埼玉県のクリームは気さくに懐いてくれるけど、神奈川県のクリームはちょっとお高く止まっている感じだった。