今夜の夜勤が終わったら再び三連休なので気は楽だが、天気予報によるとどうやら雨が避けられないらしい。休みの日に限ってどうしてこうなるのかと呪詛の言葉を30分ほど呟いてすっきりしたので、早速今日の猫を紹介していこうと思う。ちなみに週末は少し遠出したいと思っているが、そういうわけなので実現できるかどうかは分からない。遠出というのはブランを考えるだけで旅心に火がついてしまうので、諦めるとなると多大なストレスを抱えることになり、必ずしもリフレッシュになるとは限らないのが悩ましい。大人しく縁側で猫でも撫でて過ごした方がいいのだろうか。
散歩コースは西八王子～八王子の5.5km。今日は精神的に調子が悪く、そんな時は猫を見つけても気後れして上手く写真が撮れない。こうしてモデルになってくれる猫には感謝していて、撮影が終わったらぎゅっと抱きしめてあげたいといつも思うが、あいにくあちらはそれを望んでいないようである。
いつもここらで見かける子。顔も覚えられているかも知れない。
正面に回るとこんな感じ。身を潜めているつもりのようだ。
とある民家の格子塀から猫が顔を出していた。
あっ、待って、行かないで……。
「？」
先を急ぐ様子のキジ白は、少しだけ止まったあと路地の向こうへ去って行った。
今日はキジ白が続く日。次のはやや小柄で若く見える。
もう少し近寄りたかったが、ちょうど入ってきたゴミ回収車に驚いて逃げてしまった。
こちらはいつもの歓楽街。ちっとも人が写っていないので、どの辺りが歓楽なのかという話もあるが、寂れたとはいえあんな店やこんな店が今もあるので一応。
ほら、こっちも歓楽。
近寄ったら腰を浮かした茶トラ白。知らない仲じゃないんだから一つ頼むよ。
「えー、どうしようかなー」
何とか宥めて撮影に成功。あとで美味しいもの食べようねー。
「たやすく懐柔されやがって」
