これだけ日が短くなってくるとさすがに無理だろうと思っていた拝島だが、駅から離れた猫住宅街へ向かうバスがちょうどいい時間に発車することが分かり、今朝こそ晴れるだろうとの期待のもと5時半すぎに家を出て行ってみた。
この猫住宅街は拝島駅と昭島駅のどちらからも2kmあまり離れていて、散歩時間が1時間強しか取れない現在、両駅を結んで歩き切るのは土台無理だし、どちらかの駅から猫住宅街まで行って戻るのも苦しい。なので彼の地で暮らす人懐っこい茶トラやカラバリ三兄妹に会えるのは休日ぐらいと諦めていたが、バスで行けるなら話が変わってくる。日の出直後で暗い前半は難しくても、駅へ向けて戻るうちに寝坊助どもも目を覚ますだろうからだ。
実際に歩いてみた結果、こうした思惑は半ば当たり、半ば外れた。人懐っこい茶トラやその近所の猫は気配すら感じられず、カラバリ邸で見かけたのは灰色の1匹だけ。ただかなり暗い中で写真を撮ったので、今までになく瞳が丸くて可愛らしかった。
今まで瞳が細いところしか見たことがなくて、何となくいかつい顔つきの子という印象だった(一例)。まあこれも親愛の眼差しには見えないけど。
逃げかけて止まったところをさらに1枚。現在この子は1歳と3ヶ月ぐらい。
春は花びら、秋は落ち葉の小公園。サバ白1号はすでに準備ができている。
冬毛のもこもこ感を表現したくて、単焦点レンズに替えて絞りを開けてみたけど、よく分かんないね……。
年内はこれで最後かなあ。年末に拝島に立ち寄る予定はあるけど、駅のこっち側にはたぶん来ない。
かつてデッキブラシで空を飛び損ねた黒白。同じ理由でこの子も年内最後。
近寄った分だけ奥へ引っ込んで、湿っぽい目でこちらを見つめていた。今日はこれでおしまい。