去年は福島の猫温泉へ行く機会がなく、いつもついでに立ち寄る会津の知り合い(一例)にも会えずにいる。温泉の方は冬季閉鎖中なので行くとしてもゴールデンウイーク以降だが、会津の猫には会いたいのでいつにしようか機会を窺っているところだ。ライブカメラを見ると先日降ったドカ雪がほとんど解けているので、現時点では前回のような銀世界を拝むのは難しいかも知れない。地元民にとって雪など邪魔でしかないことは百も承知しているので、もっと降れとは言わないが、積雪が少なければもっと寒いところを旅先に選ぶかも知れない。3月には台湾猫旅があるのだから少し節約しなければならないところだが、今の時期の関東は毎日が日本晴れの行楽日和なので、早朝の暗いうちから蠢くように散歩していると、もっと明るい時間に思う存分歩きたいというフラストレーションがものすごい。先週末も出かける気まんまんだったのに、こういう時に限って滅多に降らない雨に降られて塞ぎ込んでしまい、今日になっても仕事へ行く気になれず休んでしまった。
今日紹介するのは12日の出勤前に日野~甲州街道で見かけた猫たち。例によって暗い早朝散歩だが日の出時刻は過ぎており、タイミングが良かったのかいつもよりは猫に会えた(といっても大部分は一軒の猫民家に頼ったが)。
この日の最低気温は氷点下3.4℃と多摩北西部では標準的な寒さ。穴から出てこない寝坊助四天王をスルーして、最初に見かけたのは道端に佇むキジ白だった。すでに逃げる気満々の目つき。
とっとと逃げたキジ白を諦めて少し進むと新たな2匹が。ここは頼りの猫民家。
こちらを見つめる黒の目が光っている。路地はまだ暗いけど上空は晴れて明るいからね。
黒の向こうのキジトラは警戒を崩さない。いつもの手ぶらのおじさんですよ。
足元で欠伸しているのもいた。時刻は7時を過ぎたところだけど、この雰囲気はまだご飯を食べていないようだ。
こちらはこのブログで言うところの茶霜降り、いわゆる一つのred ticked tabbyという毛色。
この辺りには霜降りの毛色が多く、この日はそのうち2匹を拝むことができた。塀の向こうから新たに現れたのはキジ霜降り(brown ticked tabby)。
視線は俺の背後に回ったキジトラに向けられている。耳がイカになっているところを見ると、キジトラとは折り合いが良くないみたいだね。
人懐っこい子なので呼べば来たと思うが(一例)、時すでに8時近く、通行人が多かったのでヘタレた。ちなみに初めて見かけたのは去年2月6日で、氷点下6.3℃という寒くてよく晴れた朝だった。
車の上で充電中のオートフォーカス迷う君。無事に新年を迎えられたようで何より。
問答無用で身を隠すオートフォーカス迷う君。今年の目標は5m以内に接近することだな……。