今日は朝のうち雲が多くてかなり暗く、5時に家を出るのは早すぎるような気がしていたが、朝食待ちの猫たちに会うとなるとそのぐらいじゃないと間に合わない。スタート地点の福生までは数十分かかるので、それまでには明るくなるだろうと思っていたがさほどではなく、歓楽街で会いたかった踊り子さんや妹分Aの姿も見えなかった。
午前中のうちに関東地方の梅雨明けが発表されたようだが、猫探しに夢中な俺はまだそれを知らず、ハンカチで汗を拭いながら福キジ・福サビの公園へ到達。誰もいないことを確かめて踵を返すと、道路向かいの民家の隙間で猫が寛いでいた。
プスプス言ったり隠れんぼしたりして気を引いたら玄関前に出てきた。さすがに俺のことは覚えていないだろうけど。
この子は1年3ヶ月ぶりの福サビ1号。かつて猫の巣窟だった公園に姉妹で暮らしていたが、お姉ちゃんの福キジ1号は2015年秋を最後に見なくなった。
あれはたまに見かけるポイントさん。早朝の静かなうちが大人しい猫の寛ぎどき。
オートフォーカス迷う君によく似た模様のせいか、いつもピントを外しては涙ちょちょ切れている。今回は慎重に撮ろうっと。
PENTAX純正の明るいレンズなら大丈夫みたい。オートフォーカス迷う君もこのくらい近寄れたらいいんだけど……。
日差しがないのが幸いしたか、猫は意外に出歩いている。あれは知ってる子かな。
2ヶ月ぶりのキジトラ。首輪よりもこの顔つきがなかなか忘れられないんだよね。
以前はよく猫を見かけた家だが(一例)、ここのところまったく見なかったので、てっきりいなくなったものと思っていた。これが朝食後となるとまたどこかへ行ってしまうので、散歩のタイミングはとても重要。
この子は何度か見かけて印象に残っているが、さっきの黒白は帰宅して調べるまで思い出せなかった。たぶん一昨年の元旦以来だと思う。なお奥に見える白い固まりは犬。
ゴール地点の拝島に近づいて、ここから先は今月18日にも来たばかりの場所。あの日は最高気温37.6℃という酷暑だったので、キジ白3号を呼び出すことを諦めたのだった。奥の2匹はご近所さん。
飼い主の奥さんと世間話をしているうちに茶トラ白がいなくなり、残ったキジ白だけでもう1枚。可愛らしい顔立ちの子。
舌を鳴らしながらその辺を歩き回っていると、アパートの外階段をキジ白3号が駆け下りてきた。
先日会えなかったキジ白3号に会えたのでもう満足。2時間20分に渡る散歩を終えて帰宅したのは9時を過ぎていて、午後から4時間ほど昼寝した。