そういや去年の今ごろは伊豆四島で猫を探したっけなあと思い出して、当時の記事を見返したら出発したのは7月21日だった。あの時はわざわざこんな蒸し暑い時期に行かなくてもと思ったが、今日のような天気ならアリだったのかも知れない。昨日までとは打って変わって湿度が低く、多少気温が高くても風は爽やかで夏らしい一日だった。ただ遠出するにしても離島となると海洋性気候で湿度は未だに高いのかも知れない。去年は梅雨明け直前だったので余計そう感じたが、梅雨が明ければ多少マシになるのだろうか。
二連休の二日目に選んだ散歩コースは調布〜京王多摩川の約5.9km。最近はヘタレてしまうことの多い休暇中の散歩だが、夜勤ばかり続いている昨今、朝に出かけられるチャンスを有効に活用しないと猫探しはままならない。ヘタレるなら夜勤前や夜勤後にヘタレればいいのであって、休暇の朝はなるべく頑張ろうと思い直したのだった。
今日は日曜日なので住宅街を中心に歩いたのは正解かも。6時前だと猫の気配しかしない。
農家と思しき広い庭でぽつねんとしていた茶トラ白。いい子だね、こっちへおいで。
おずおずと近寄ってきた。伏線のつもりで前段を書いたわけではないが、この子に会うのは伊豆四島へ出発する朝以来の1年ぶり。まあ覚えてはいないだろうけれど……。
1年ぶりがこちらにも! 調布なんて隣町なのに大河ドラマばりの再会だな!
大白斑の黒白は「例の2匹」の片割れ。久しぶりに会えてとても嬉しい。
向こうはそうでもないみたい。もう4歳半ぐらいだと思うので、無邪気に懐く年ごろは過ぎたか。
雲一つない空からは容赦なく日差しが降り注いでいる。猫は奥まったところに隠れている。
鉢割れに見覚えがあったので、5年前に見かけた子猫が大きくなったのかと思っていたが、帰宅してから確認したらあの時のお母さんだった。元気そうで何より。
このころすでに25℃を超えているが日なたにも猫はいる。閾値はだいぶ超えているんだけどな。
アパートの玄関前に張り付く茶トラ白。暑いのは山々でもご飯待ちという名の根比べ。
今日はお焦げさんとの再会を期してこのコースを選んだ。車の陰からこちらを見ているのは誰かな。
車の下に隠れてしまったキジトラを諦め切れず、元来た方を振り向くともう1匹いた。
この子はここらでたまに見かける子。日中に来ても不在にしていることが多く、4月中旬以来3ヶ月半ぶりに会えた。
長毛茶トラはお焦げさんのお友達。この子がいるならお焦げさんもどこかに潜んでいるはずなんだがなあ。
でも今日は久しぶりにこのコースでたくさんの猫に会えた。日中は空振りが当たり前になってきて足が遠のいていたけど、お焦げさん以外の知り合いにはだいたい会えたし、あの濃ゆい毛色の茶トラも知ってる子。
びっくり顔だけど指で挨拶したり背中を撫でるくらいはできる子(一例)。この家にもう1匹いるサバトラさんにもよろしく伝えておいてね。