雨が降って欲しいような欲しくないような複雑な気分だったが、台風7号に伴う風雨は明日ごろから関東に影響しそうだ。一度降り始めれば台風が去るまでほぼ止まないだろうし、去ったら去ったで南風が入って地獄絵図になることが予想されるので、少なくとも明日か明後日のどちらかは休養日にすると思う。毎日厳しい暑さで体力が消耗しており、少しでも涼しい時に体を休めたいという渇望が止まない。
連休中ということもあって仕事は少なく、早めに夜勤を終えて社屋を出たのは9時すぎ。空は夏らしい積雲で覆われていたが日差しは強く、高い湿度がじわじわと体力のパラメータを下げていく。だらだらしていたのでは気力もなくなってしまうので、まずは近場に寄り道して今日の猫運を占ってみることにした。駅前の白さんが元気だったころ頻繁に立ち寄っていた猫民家で、小田急線を利用する時は今も時々お世話になっている。
この家では血縁関係と思しきクリームや灰白も暮らしているが、今日はどこかに隠れて出てこなかった。雲が切れると日なたにはいられない暑さだからなあ。
散歩本番は中野島から稲田堤まで。いつもの猫駐車場で安定の茶トラ白を発見。
カメラの液晶モニタの調子が悪く、上向きにチルトすると表示が消えるようになってしまった。叩いたりつねったりして何とかなったが、そうこうしているうちにも汗が滝のように落ちてくる。
こんな暑い日は無理かなと思ったけど美人三毛にも会えた。やっぱり秋が近づいているんだ!
それなりに近寄れるけど触るのは無理。美人というのは得てしてそういうものである。
去年3月以来の1年半ぶり。花咲く季節には必ず訪れる場所だが、今年は台湾へ行っている間に散ってしまい、この子にも会えずじまいだった。
馴染のサバ白を訪ねて細い路地に入ると、ちょうど木陰で休んでいるところだった。
すりすりが止まらないサバ白と遊んでいる間中、どこからか猫の鳴き声が聞こえていたので、舌を鳴らして呼んでみた。
サバ白と同じく2017年10月に初めて会った子で、当時はまだ若くて顔つきも体つきもあどけない感じだった。サバ白の娘ではなかろうかと思っているが確証はない。
2匹揃ってカメラに収まるのもそれ以来。6年越しの親子共演?
サバ白の路地の近くにはシェアサイクルのステーションがあり、いい加減暑くて苦しいので稲田堤まで乗って行こうとも思ったが、毎日それでは歩くのが億劫になるばかりなので頑張ることにした。自転車だとああいうのにはなかなか気づけないしね。
最高気温35.5℃(八王子アメダス)という日だったが、北風で雲が多かったせいか今日も割と盛況だった。毎年夏が近づくたびに猫を探すなんて無理と絶望的な気持ちになるが、やってみれば何とかなるもんだな。