書くのを忘れていたが修理を終えたPENTAX KPは一昨日手元に戻り、昨日の散歩から使用を再開した。液晶画面の故障もさることながら、毎日使って手垢と埃で汚れ切っていたので、修理ついでの徹底的なクリーニングがありがたかった。小田原ですっ転んだ時についた傷もなくなり、新品みたいな外観になって気持ちがいいし、何となく性能が良くなったようにも思えてくるから不思議だ。修理費用は30,371円だった。
昨日から一晩だけの夜勤で気は楽だったが、仕事を終えて外に出てみるとやはり暑くて散歩コースが思いつかない。中河原に自転車を止めてあるので、できれば京王線沿線にたどり着くコースが良かったが、考えているうちに面倒臭くなって多摩境からスタートすることにした。駅に着いてみるとシェアサイクルに空きがあり、その場で予約して乗り出したのは10時を少し過ぎたころ。駅近くの農家の黒はあいにく不在で、1匹目に遭遇するまで3km走るというのも辛いものがあったが、電動アシストをかましているので体力的には苦にならない。そして今日このコースを選んで良かったのは、あやめ邸の鼻黒にようやく再会できたことだった。
舌を鳴らして呼んだら塀伝いに駆け寄ってきた。
あやめ邸には時々足を運んでいるが、鼻黒にはなかなか会えずにいた。去年の今ごろ、仕事がテレワークになるというので、今後は訪れる機会も減るだろうと思って会いに行ったのが移行前日の8月31日。当分自宅で働くことになると思っていたら、年明けから出社勤務に戻されてしまい、そういうことならと再び会いに行ったのが1月19日。ただそれ以降は何度赴いても姿を見せず、最近は半ば諦めていたところだった。
基本的には人懐っこい子だけど、そんな頻度なので接し方はおっかなびっくり。
あやめ邸の婆さんによれば17歳ぐらいとのことなので、初めて会った5年前に比べるとさすがに衰えを感じる。ちなみにこの子はあくまで「近所の野良」だそうだが、婆さんちで暮らすモモちゃんとは恐らく同い年で、仲は悪いものの血縁関係の可能性もあるとのこと。実質的には婆さんの飼い猫。
今日の散歩で見かけた3匹はいずれもあやめ邸付近で暮らす猫。あの麦わらも顔見知り。
いつも自宅の前でじっとしている子。動いているところを初めて見たかも。
鼻黒よりもさらに古い2015年1月からの知り合いだけど、鼻黒のように加齢が感じられない不思議な子。
ここらでたまに見かける茶トラ白。9月中旬になっても車の下じゃ厳しいなあ……。
最終的には橋本まで足を延ばしたものの猫影はなく、最後はいつもの駐車場のサバ白2号で締めとなった。
こいつは暑いからというより警戒心が強くて車の下に潜っている。