今月はそれなりに忙しく、今日を逃すと髪を切る時間を確保するのが難しいので、眠いのを我慢して仕事帰りに床屋へ寄ってきた。当初は散歩せずに帰宅するつもりだったが、11時半にならないと空きがないとのことだったので、予約の時間まで六花谷と猫ヶ丘で少しだけ猫を探した。
ゴンはやはり姿を消したようだ。11日に続いて今日もねぐらの祠を覗いてみたものの姿がなく、そこらを探しても見当たらない。よく見るとお地蔵さんの横に紙皿と四つ折りの便箋が置かれていて、紙皿には「まるちゃん(ゴンの本名)に1週間会っていません。元気でしょうか」と書かれていた。弱ったゴンに何か食べさせようとした人が、何度来ても会えずに心配して書き置きしたのだろう。もう一方の便箋は紙皿に答える内容で、その人の場合は今月6日の朝に会ったのが最後で、飼い主の家にもしばらく戻っていないことや、ガリガリに痩せた最近の様子から、死期を悟って自ら姿を消したのではないかというようなことが書かれていた。俺もそうだろうと思う。最後に会った先月16日の時点で食べ物にあまり口をつけなくなっていたし、以前のようにあとをついて回ることもなく、疲れた様子ですぐにへたり込んでいた。恐らくゴンは天寿を全うしたと思う。覚悟はしていたが喪失感が半端ない。
六花谷で悲しい確認をしたあと、松が谷駅近くの茂みで黒白を発見。
6月に一度だけ見かけた黒白。いい子だね、出ておいでー。
今日は紙幅に余裕があるのでもう1枚。固まっているのでほぼ同じだけど。
猫ヶ丘で散歩したのは散髪前の40分ほど。ウーちゃんを呼んで舌を鳴らしていたら、見かけない茶トラが出てきたでござる。
一度は森の中へ逃げ込んだものの、こちらの出方が気になるみたい。
近寄ったら塀の向こうへ飛び降りてしまい、あとを追って撮った写真を確認したら別猫だった。いつの間に入れ替わったの!?