16日にも訪れたばかりの故・あやめ邸に今日も行ってきた。16時間の夜勤中にも天気予報はころころ変わり、最終的には日中曇りで宵のうち一時雨みたいな感じだったが、実際に散歩してみると雲が薄くて日差しが届いており、昨日よりもだいぶ蒸し暑く感じた。
同じ場所へしつこく赴いているのは、異動でテレワークに移行してしまうと、今までのように気軽に訪ねることが難しくなるからだ。テレワークといっても勤務時間には縛られており、平日9:00〜18:00の一般的サラリーマン生活に戻るので、行き来に時間のかかる横浜線沿線は厳しい。日の出の早い時期なら何とかなるにしても、これから冬に向けて日が短くなってくるので、自宅から離れた場所の猫には今のうちに会っておきたいのである。今後は自宅からの所要時間を基準に散歩地を選ぶことになるので、横浜線に限らず、今までのようには行けない場所がほかにも出てくると思う。
今日は16日のようにピンポイント的にあやめ邸を訪ねるのではなく、多摩境〜相模原の駅間を結ぶコースにして4.7km歩いた。タイミングが悪ければ玉砕もあり得るのでドキドキしていたが、ラッキーなことにスタートから5分もせずに1匹目に遭遇。あの子に会うのは去年のクリスマス以来。
茶トラのお澄まし写真を撮っていると、背後にもう1匹、黒い物体が現れた。
2匹は仲がいいようで、この組み合わせで一緒にいる場面をたまに見る(一例)。
この家にはもう1匹、クラシックタビーの二毛が暮らしているが、見える範囲にはいないようだった。
あやめ邸の路地にたどりついてうろうろしていると、民家の玄関先で猫が涼んでいることに気づいた。
大白斑のキジ白はごくたまに見かける子。こちらも去年のクリスマス以来。
なお、この子は極めて警戒心が強く、アップ撮影に成功したのは今日が二度目。
路地の向こうからあやめ邸の婆さんが現れ、次いでそのあとを追う猫が駆け足でやって来た。
あやめちゃんの相方は約半年ぶり。あやめちゃんと同い年の16歳で、モモちゃんという名だと婆さんが教えてくれた。相方といっても、あやめちゃんが存命の時もそれほどセットで見かけたわけではなく、血縁関係かどうかも分からないとのこと。
シングルサスペンションギャロップで眼前を通過。そんなに急がなくても……。
今日は久しぶりに近所のクロエさんを見かけた。猛暑が一段落したので、外の様子を見に出てきたのかな。
この子はさっきの三毛よりさらに長いマキシロング長毛だからね。暑い時期はツライ。
落ち着きのないクロエさんが静止するのを15分ほど待って、ようやく最後の1枚を撮影。視線の先を追ってみると、黒煙邸の主人が道端に出て猫を抱いていた。もう少し涼しくなったら俺もサチコと一緒にお邪魔しようかな。