今日の日勤から10:00~17:00の勤務時間が適用され、まっすぐ職場へ向かうなら8:40ぐらいに家を出れば間に合うところ、早朝の猫散歩を楽しむため、いつも通り5時に起床して6時前に家を出た。朝のひっそりとした空気感は7時を境にして急速に失われ、人通りも増えて色々やりにくいので、日の出の早い今の時期は、できる限り早起きして出かけるようにしている。
そういうわけで、最初は長く散歩できることを喜んでいたが、仕事の前に2時間40分も余暇があるとさすがにダレる。散歩コースは調布~京王多摩川で、朝の散歩としてはかなり長い6.7kmを1時間50分かけて歩いたが、それでも時間が余る。その割に猫の方は芳しくなく、もう少し歩いてみようと思っても、最近はすぐに腰が痛くなるので踏ん張りが利かなかった。
調布を選んだのは「例の2匹」に会いたかったからだったが、あいにくその路地に猫影はなく、1匹目に遭遇するまで1時間20分も歩かなければならなかった。要するに今日の猫はすべて後半の30分で見かけた。
民家の隙間で日に当たっていた茶トラ白。様子見モードのため姿勢を低くした。
路地の向こうからこちらを窺う視線あり。ちょっと分かりにくいかな。
若いキジトラは塀づたいに逃げてしまい、がっかりして振り向くと、いつの間にか生首モードのキジ白に入れ替わっていた。
お焦げみたいな毛色は黒猫がカラーポイント化したシールポイント。この子がいちばん物怖じせずに、最後まで付き合ってくれた。嬉し紛れの出血大サービスで3ポーズをご堪能ください。
〽死んだはずだよお焦げさん——という歌詞が頭の中をぐるぐるして止まらなくなってしまった。「やっぱり猫が好き」の劇中劇で室井滋が歌っていたのを思い出したのだった(それを言うならお富さん)。