台湾に行く時はほとんど中華航空しか利用しないので、そういえばマイルはどうなっているだろうと思って調べたら、現時点で10,600マイル溜まっていることが分かった。次回の台湾猫旅は来年12月の予定で、その時このマイルで何ができるかというと、日本~台湾を含むアジア路線の座席アップグレードや、華信航空(中華航空の子会社)の台湾国内線航空券との交換だそうだ。そのほか手荷物の重量超過料金に充てたり、空港のVIPラウンジを利用することもできる。
俺は機内持ち込みの範囲内でしか荷物を持たないし、VIPラウンジでまったりする暇があるなら猫を探す方を選ぶので、後者二つは必要ない。台湾国内線の航空券と交換できるのはありがたいが、今のところ華信航空を利用する予定もない。なので選ぶとしたら、羽田~台北松山便の座席アップグレードになるだろうか。たかが3~4時間のフライトなので、座席自体はエコノミーでも充分だが、飛行機から捷運へ15分で乗り継ぐような旅程を組んでいるので、可及的速やかに入境を済ませなければならない。ビジネスクラスはほかの客より先に降ろしてくれる点で助かる。台湾猫旅もあと1~2回で卒業だろうから、一度くらいはクラスを上げてみるのもいいかも知れない。
今日は約2週間ぶりの夜勤。天気は上々、明ければお休みで、おまけに昨日は盛大な排泄が3回もあり、久しぶりに超絶便秘が解消したので、やる気満々で福生から拝島まで歩いた。出勤前にはかなり無理っぽいコースで距離も長かったが、猫にはそれなりに会えたので悪くない散歩だった。
まずは昼下がりの怠惰な黒煙ちゃんから。
気絶しているかと思ったら、細い目でこちらを見つめていた。そうか、この子には武蔵を見張るという任務があったのだな。
福生駅をスタートしたのは12時半すぎ。歓楽街を二回りしても猫の姿がなく、諦めて次へ進もうとしていると、広い空き地の向こうで寝ているのを見つけた。
あれは半年前に踊り子さんを見かけた場所。でも模様で踊り子さんじゃないことは分かる。
細い目で睨むのは妹分B。みんな日中はここで寛いでいるのかな。
あそこに見えるは薄色三毛。路地と畑を隔てる細いロープを嗅いでいた。
ひとしきり嗅いだあと、日陰に落ち着いた。この子は何となく印象に残っていて、会うのは恐らく3回目。前回は2017年11月、その前となると6年半前の2013年6月で、この写真とまったく同じ場所だった。
奥の方は目を開けているかどうかすら判別不能(実は超薄目を開いている)。ちなみに以前ここで会った猫というのはこの子。
今日の猫がみんな薄目なのは、日差しが眩しいのと、ぽかぽかして暖かいのと、相乗効果なのだろうな。
5.2kmを1時間20分で歩くのは普通のようだが、途中で猫を構ったり写真を撮ったりしているので、実際はかなり急ぎ足だ。もっとじっくり探したいところだが、夜勤は拘束時間が長いので、出勤前に少し休む時間が欲しい。拝島14:01発の八高線に乗ることにして駅へ向かっていると、黒っぽい路地の向こうに黒いのが見えてきた。
ここには何匹かの黒っぽい猫が生息している。以前は少なくとも3匹いたが、ねぐらにしていた民家の一軒が解体されてからというもの、全員揃ったのを見たことがない。
今日の散歩はこれでおしまい。明日は雨が降るというし、風邪を引いたような気もするので、ブログはお休みすると思う。