ぐずぐずと雨が続いて何日経っただろう。湿度が高いせいかカメラが誤作動するようになり、猫を見つけてシャッターボタンを半押ししても、オートフォーカスが動作せず、まごまごしているうちに逃げられることが何度か続いた。片手で持った傘に動揺が伝わると、滴った雨水がカメラにかかってさらに具合が悪くなる。雨の日も雪の日もこんなことを繰り返しているので、そろそろ壊れる予兆かも知れない。先日も書いたように、PENTAXのAPS-Cの次期製品はまだ情報すらなく、今壊れてしまうと同じKPをまた買うほかない。できればあと1年くらい頑張ってもらえないものだろうか。
今朝の散歩も雨見の散歩。「卯の花腐し」の降りではあったが風はなく、猫が軒下で過ごす分には支障なさそうだった。
こちらに気付いて睨むのは、寝坊助四天王の2匹。朝ご飯はまだみたいね。
美人のお母さんは元気にしてるかな。会ったらよろしく言っておいてね。
間合いを取りつつ正面に回ってみた。あんまりズームレンズの鏡胴を伸ばしたくないので、近寄らせてくれるとありがたいんだけどね……。
カメラ本体は防塵防滴だがレンズはそうじゃないので、水滴がついたまま鏡胴を引っ込めると、水が内部に入り込んでしまって具合が悪い。
しかしこんな時に限って猫は次々に見つかるのだった。今度は軒下ですらない。
お澄ましするのに10分くらいかかって、通りすがりの人々にだいぶ不審がられてしまった。
左側にいた黒白は顔面が複雑すぎてオートフォーカスが迷う子。後回しにしたらその間に逃げてしまった。
三毛は食後の余裕に満ちた表情。俺も多摩センターでご飯食べてから出勤しようっと。