しとしと雨に降られて朝の散歩を見送るうちに、2日続けてブログをお休みする羽目になった。今朝は何とか間隙を突いて出かけたつもりだったが、駅へ向けて自転車を漕いでいるうちに降り始めて、散歩中は濡れねずみになり、猫の方もあまり芳しくなかった。梅雨時期はこんなものかも知れないが、例年はもう少しうまく雨を避けていたような気がする。
そして今日は2011年7月1日にこのブログを始めてから8周年の日。だからといって特別なことは何もなく、今日の猫関係業務も近所のキジ白5号から淡々と始まった。
うちの周囲は少なくとも十数匹の猫の縄張りになっているようだ。構成メンバーは自分で探すより近所の子供に教えてもらった方が早いかも知れない。
前回会ってから1週間も経っていないが、鼻の傷はほとんど見えなくなった。首輪も新調したのね。
自分でも接近しすぎと思ったのか、少し後退して様子見モードに入った。まだそんなに親睦が深まっていないので。
その場を離れる素振りを見せると、敷地から出てきて細い目で見送ってくれた。この子もこの先お世話になりそうだから、三毛3号とでもしておこうか。
今日の散歩は平山城址公園〜長沼の1駅間。令和に改元して以来見かけるようになったキジトラ子猫に会いたくて選んだコースだが、平山城址公園に着いた時点で雨が強くなっていた上、この駅の周辺には商店がまったくないので傘を買うこともできない。それでもせっかく来たのだからと思って、強行的にキジトラ邸まで歩いたが、子猫たちは車の下ででも寝ているのか、見えるところにいたのは小柄な母猫だけだった。
……と断言してしまったが、この子が本当に母猫かどうか、今いち自信が持てなかったりする。おっぱいが張っているのは見て取れるけれども。
子猫が生まれてからここを訪れるのは4回目だが、最初と、2回目3回目と、今日とでは、大キジトラがみんな違う個体のように見える(眉間のM字ラインや目尻のクレオパトラ・ラインに注目)。一体ホンモノの母親はどれなんだろう。あるいは複数の家族が一緒に暮らしているとか、猫には珍しく父親も子育てに参加しているとか。
毎年この時期は暑さが厳しくなってきて、モチベーションがだだ下がっていることが多いが、キジトラファミリーの謎を解くべく、明日から9年目に入る猫散歩はまだしばらく続けられるかも?