勤務シフトには最長で2連休しか設定されていないため、それ以上休むとなると、こちらから休暇取得の意思表示をしなければならない。手続きが面倒なのであまり休むことはなかったが、たまにはゆっくりしたいと思い、久しぶりに年休を取って、今日から3連休と相成った。
今朝の猫関係業務はフォーン君の超巨大公園から。フォーン君亡きあとも何匹かの猫が残っていたが、訪れるごとに1匹また1匹と減っていき、4月に行った時はついに誰にも会えなかった。それでも相手は猫だし、気紛れで引っ込んでいるのかも知れないと思い、暑さが一段落したらもう一度行くつもりで、機会を窺っていたのだった。
いつもなら青梅ライナーに乗るところだが、あいにく今日は土曜日なので運休。特快じゃ座れないだろうなーと思いつつ6:20に家を出た。気温が低めで気持ちの良い朝だったので、駅に行く前に近所を一回りしていると、とあるマンションの生け垣の下に茶トラ白が佇んでいた。
ここは選挙の投票があるたびに立ち寄る猫拠点(一例)。この生け垣の中にも何匹か潜んでいるはずだ。
新宿で埼京線に乗り換えて、公園に着いたのは8:15。まだ人気の少ない園内で、1匹の猫がぽつねんとしていた。
あれ? 君の毛色には見覚えがあるけど、以前とはずいぶん離れた場所にいるね。
ここから離れた場所をねぐらにしている薄色三毛かと思ったけど、よくよく見たら模様が少し違っていた。毛色はそっくりで、性格もよく似ていたので、もしかしたら姉妹なのかも知れない。超巨大公園で見かけた猫はこの子だけだった。
次は月島に移動するつもりだったが、ほどよく曇っていて、暑さに悩まされることはなさそうだったので、その前に一箇所だけ寄り道。1年半ぶりに訪ねたのは新木場のとある猫拠点。
広大な空き地だった猫拠点は、巨大物流ターミナルが建設中だった。以前はたくさんの猫がいた場所だが、こうなってしまうともはや風前の灯。今日は人懐っこい黒白を1匹見かけただけだった(動画あり)。
きっとここも早晩なくなる。俺はただ無事を祈るしかできないよ。
その後、バスと地下鉄を乗り継いで月島にやって来たが、猫の方は芳しくなかった。久しぶりに会いたかった隅田川1号も現れず、諦めて帰る前にその辺をぶらぶらしていると、ご飯待ちらしき2匹の茶トラ白に行き会った。
写真を撮っていたら、ちょうど飼い主の婆さんが散歩から戻ってきて、ご飯の仕度を始めた。この子はカメラが苦手らしいが、ご飯が出てくるから逃げるに逃げられない。ちなみに年齢は18~19歳ぐらいとのことで、毛並みがやや荒れていることを除けば、とても若々しい。
こちらは捨てられてここに来たらしく、年齢不詳とのこと。よく似た2匹だが、そういうわけでまったく無関係。
ここは勝どき勤務の時に初めて猫に会った場所(こちら)。早いものであれから2年半あまりが過ぎた。
このあと都心を離れて帰途についたが、家に帰る前に寄り道して猫にも会ったので、残りは後日載せる。