今日は府中に寄って服を買って帰りたかったので、夜勤明けの猫散歩も京王線に出やすいよう稲城〜京王稲田堤にしておいた。以前よりだいぶ猫が減ったエリアなので足が遠のいた時期もあるが、真夏のように絶望的に見つけられないということもなく、最近は再び散歩コースに選ぶことが増えてきた。特に春ののらぼうや初秋の梨の収穫期はそれらを買い求めるために訪れることが多く、都市化が進んでもやはりこの辺りは一次産業の街なのだなあと実感する。どちらの駅名にも「稲」の字が含まれるように、昔は稲作も盛んだったそうだが、現在は宅地化が進んでいてあまり残っていない。同じ土を耕すならブランド化に成功している青果の方が収入になるのかも知れない。
猫の方は団地のキジ白妹から。舌を鳴らして呼ぼうとしたら、すでにエントランスに座ってこちらを見つめていた。
最近は俺の気配で出てくるようになってきた。足音を聞き分けているんだろうか。
稲城駅をスタートしたのは10時すぎ。今月5日にも通りかかった民家のエコキュートに今日も猫がいた。
背後の壁が白いので日陰の猫が潰れがち。良い子のみんなはこういう写真を撮ってはいけません。
2週間しか経っていないので覚えているかなと思ったけど、この直後、踵を返して逃げてしまった。
こちらも2週間ぶりの暗渠みち。草むらで寝ていた黒白を呼んだら飛び起きてきた。
前回初めて会った子なので、そう都合よくは運ばないだろうと思っていたけど、念のため覗いてみたら再会できた次第。元気そうで何より。
この子が暮らせているなら、ここに何匹もいたキジ白たち(こちらやこちら)もきっと近くにいるんだろうな。でも最近まったく見かけないんだよなあ。
ここはTwitterのフォロワーさんが教えてくれた場所。ざっくりとしか聞いていなかったので、ダメ元のつもりで来てみたら正解だった。
短く鳴きながら相方と思しき三毛も登場。雰囲気が似ているのでこの子たちは兄妹かも。
最後は2匹一緒に記念撮影。こうして見ると三毛の方がやや大きい。兄妹じゃなくてお母さんかしら。
今日は日本海側から寒冷前線が近づいて、最大瞬間風速16.8m(八王子アメダス)という強い風が吹いていた。最高気温も28.6℃と高く、馴染のオッドアイはアパートの壁際に避難している。
ていうか君は久しぶりだね。去年8月以来だ。
日光を遮ってくれる金木犀が強風に煽られ、頭上からぱらぱらとオレンジ色の花びらが落ちてくる。今は亡き駅前の白さんも、背中に金木犀の花を乗せていたことがあったなあ(こちら)。白猫は金木犀が好きなのかな。
ここには数匹の白が暮らしているけど、複数同時に見るのはとても久しぶり。炎症持ちのオッドアイは今日もいなかった。
稲田堤に残る数少ない水田。できれば稲刈り前に順光で撮りたいところだが、猫も一緒となるとなかなか機会が巡ってこない。この写真の猫は遠すぎて判別不能だと思うので、マウスカーソルをかざすと矢印で場所を示すようにしてみた。
昔は農家のネズミ番として活躍していただろうけど、今はどこの猫も暇そうにして動かない。それとも人前ではそういう姿を見せないものなのかな。