寒冷前線の通過とともに徐々に気温が下がっていて、今日は快晴にもかかわらず最高気温は19.8℃に留まり、夜になったら底冷えして膝掛けがないと寒いくらいだ。家族の間でもそろそろ灯油を買わなければというような話が出ているが、その前に昨シーズン(一部は昨々シーズン)の余りを処分しなければならないのが面倒臭い。昨今の灯油価格の高騰を考えれば「それを捨てるなんてとんでもない!」という話だが、古い灯油というのはほかに使い道があるのだろうか。自宅に石油発動機があるとか、可燃物を野焼きできような環境ならまだしも、都市部では捨てるほかに選択肢がないように思うんだけれども。
夜勤明けの猫散歩は甲州街道〜日野のゴールデンキャットロード。今日こそオートフォーカス迷う君のフレンドリーな姿をカメラに収めるという意気込みで、かつて駅周辺に散在していた猫拠点を懐かしみながら回っていると、梨畑に面した民家の濡れ縁で日なたぼっこしている猫を見つけた。
かなり奇跡的な再会だけど、思い出すには1秒もかからなかった。
訝しげに不審者を見つめる白。さすがに俺のことは覚えていないよなあ。
2014年12月、敷地の奥に佇む姿をたった一度だけカメラに収めた子。まさか9年越しで再会できるとは!
日曜日の住宅街は人通りが少なく、猫は無警戒に背中を暖めている。
オートフォーカス君と同じ会社の敷地で面倒を見てもらっている麦わら。ただこの子はそこを根城にしているわけではないらしく、このように少し離れた場所で見かけることの方が多い。4月以来の半年ぶりで、初めて会ったのは2013年4月という古馴染さん。
しかし俺もこいつには何度となく逃げられており、行き先は分かっているのであーる。背後から忍び寄ってアップの撮影に成功。猛暑が始まる前の7月初旬に撮った写真と比べると痩せた印象で、こいつにとっても今年の夏は過酷だったようだ。
……なので、久しぶりにこのアングルで鉄道猫写真を撮ってみた。
大白斑のキジ白は気持ち良さそうに目を細めている。ようやく日中でも日なたが恋しい季節になったなあ。
こちらは7月中旬の37.3℃という暑い日に見かけて以来。
立ち去ろうとしたら様子を見に出てきた。こいつは2014年の子猫なので今年で9歳だけど、キジ白の方は初めて会った2013年10月にはすでに成猫だった。毛色はブラックスモーク白。
今春、たくさんの子猫が誕生したとある路地。そろそろ行動範囲が広がってくるころで、見つけられないかなと思っていたが、気配を察して1匹出てきた。
車の下へ逃げ込んだのは麦わらのお嬢さん。8月下旬に見かけた茶トラたち(こちらとこちら)の兄妹かな。
茶トラの子猫も見かけたけど逃げ足が速くて断念。みんな順調に成長しているようで何より。