今日の散歩は分倍河原~多磨霊園の6.5km。途中に猫空白地帯があるので府中競馬正門前~東府中は電車で移動したが、それでも秋が深まってきたお陰でたくさんの猫に会うことができた。日が翳るとワイシャツでも寒く感じるので、念のため夏用の薄い上着を着て出たが、さすがにそれだと日が差した時に暑く、寒いのと暑いのを短時間に繰り返したせいか今は何となく体調がおかしい。
夏の間、猫を見つけるのに苦労したせいで、ヘタすれば玉砕もあり得るぐらいに思っていたので、スタートしてすぐに1匹見つけた時は嬉しかった。ここのところ空振りの続いていた猫拠点なので喜びもひとしお。
気配に気づいて薄目を開けた三毛は2年11ヶ月ぶり。ここには少なくとももう1匹は生息しているはずだが、そちらも3年2ヶ月会えていないので気の長い話。
某有名巨大神社の参道を横切って少し行くと、道端の駐車スペースで猫がお昼寝していた。
せめて遠くからでも猫に見えるように寝てもらえませんかね。袋か何かが落ちているのと思ったよ。
行き止まりの路地は1年ほど前に見つけた猫拠点。念のため覗いてみると猫らしき物体が伸びている。
おお、君は去年の9月、初対面でとっとと逃げたキジ白だね。今日は持ち堪えてくれて嬉しいよ。
待ってくれ、今ここで逃げるのは性急すぎる。結論を急がないで、よく考えてみて。
次の猫も路地の遥か奥。手前を横切っているのを含めて2匹いるのが分かるかな?
こちらにお尻を向けている猫、お腹が左右に揺れていてすごいな。
「ルーズスキンっていうんだぜ。太ってるからじゃないんだからな」
2匹とも知っている猫だが左側の大白斑は何と2016年4月以来の7年半ぶり。一昨日会ったばかりの大白斑に瓜二つだけど、あちらはここから10km離れた川崎市内に住む別猫。
この顔も何となく見覚えがあるような気がするけど思い出せない。
「ネコ飛び出し注意」の看板はあるけど、当面その心配はなさそうね。
都合のいいことに地主の爺さんが庭いじりをしていたので、許可をもらって敷地へ突入。寝ぼけまなこの三毛は足音に気づいて少しだけ首をもたげたが、近寄ってきた人間が単なる猫好きと悟るとすぐにお昼寝を再開した。