今日は早起きして10ヶ月ぶりに奥多摩の猫たちに会ってきた。いつもはおおむね春と秋、あるいは冬に訪れることが多いので今年は春が抜けたことになるが、彼の地のお馴染さんも次第に数を減らしつつあり、車が必須なこともあって足が向かなくなっていた。加えて最近の寒暖差で体調も優れず、今朝も直前になってヘタレるところだったが何とか持ち堪えた。
分倍河原5:50発の南武線下り電車に乗り、立川で青梅線に乗り換えて青梅には6:35着。そこからカーシェアリングの車に乗り換え、ちんたら運転して氷川に着いたのは7:40。天気予報を見て分かっていたことではあるが、朝の気温は8℃とかなり低く、ブルゾンを羽織っていても寒いくらい。天気は上々で日中は24℃まで上がることになっており、早いうちに猫を探さないとみんな隠れてお昼寝に入ってしまうものと思われた。11月にもなってそんな心配をしなければならないことにうんざりするが、来週初めごろには府中で27℃という予報も出ており、特異的な高温はまだ続きそうだ。
散歩を始めてすぐに目に入ってきたのは日差しを慈しむ黒。
お寛ぎのところ済みませんね、ちょっとだけ写真を撮らせてくださいな。
立ち去ろうとする黒白を目で追うと、路地の先には茶トラ白もいた。
黒白も地面に下りてきてにゃーんと鳴いた。ここはいつもたいてい猫に会える場所だが、去年の暮れに来た時は珍しく空振りで、この子に会うのも去年8月以来。いくら暑い11月といっても真夏の風体とはだいぶ違う。
谷間に架る吊り橋を通って対岸へ渡り、早くも汗をかきながら急な上り坂を上っていると、2匹の猫が日なたぼっこしているのが見えてきた。ここはいつも立ち寄る猫民家。
上段のキジ白はとっとと逃げてしまい、取り残されたポイントさんはこちらの出方を窺っている。
このあと家の奥さんが出てきて洗濯物を干し始め、あちこちに散らばっていた猫たちが三々五々集まってきた。この家には今年生まれたという子猫もいて盛況だったが、写真が多いので続きはまた後日載せることにする。先日の伊豆諸島猫旅も5回分残っているので、それが終わったあとになると思う(こちら)。