今夜の夜勤が終わったら遅い夏休みが始まる。といっても土日を含めてたったの4日間なので、できることはごく限られている。当初の予定では先日の猫旅で玉砕した御蔵島に再挑戦すべく、17~18日にかけてもう一度赴くつもりだったが、天気が悪そうなので延期することにした。17日の悪天候はずいぶん前から予想されていて、確度も高いらしく、ほかの日の予報が目まぐるしく変わる中で、この日の雨マークだけは揺るぎなかった。発達した低気圧から伸びる寒冷前線が通過するとのことで予想雨量も多く、猫を探すどころか船もヘリも欠航して島に閉じ込められるかも知れない。代わりとして考えているのはちょうど1週間後の24~25日だが、あいにく御蔵島から出るヘリが満席で、もしキャンセルが出れば行けると思うが、出なければ来月以降に再延期するしかないと思う。冬場の御蔵島で帰路を船に頼るのは不確実すぎる。
今日は夜勤前に西八王子~八王子の定番コースを1時間半ほどかけて歩いた。強い放射冷却により今朝の八王子は1.3℃まで下がり、多くの猫が日差しを求めているはずだったが、空模様とは裏腹に俺の体調はそれほど良くなく、あまり長いコースは無理と思って4.5kmのこのコースにした。何しろ今月はつい先日まで何度も夏日を記録するほど暑かったのに、それが急転直下のように初冬の気温に変わり、そのタイミングでインフルエンザのワクチンを打つなどしたので風邪っぽさが抜けない。くしゃみと鼻水を連発しながら最初に撮ったのは定位置のサバ白2号。
いつもは車の下に隠れている子だけど、さすがに今日は体の7割ほどが日なたに出ている。
近寄ってもお尻は引っ込んだままだけど、これでもいい線行ってる方。
排泄だったか。気が散るといけないからあとでまた出直そうっと。
トイレを待つ間にその辺を一回りしていると、塀の上で背中を温める黒を発見。
たまに見かける黒だが懐いてはいないので、不用意に近寄るとこうなる。お騒がせして済みませんね。
そして再びさっきの場所へ戻ると、排泄を終えた黒白が民家の敷地で毛繕い中だった。
もともとはゴージャスな被毛を纏っていた子だが、今年の夏は猛暑だったからか、8月初旬に見た時は盛大に毛刈りされて短毛種みたいになっていた。少しずつ伸びてきてるみたいだけど、こんなに急に寒くなったんじゃ、発毛のスピードが気温の低下に追いかないねえ。
定点の猫路地に差しかかると、ぱっと見でまず1匹が目に入ってきた。
やっぱり! 9月にも見かけた中世の宣教師だ!
上から見るとこんな感じ。もう一度会って模様を確認したかったんだよねー。
そろそろ1歳半になろうという黒白は去年9月に初めて会った子。今日は何とかアップが撮れたけど、最近は警戒心が強くて九割方逃げられるようになった。