31.3℃とさほどでもない気温だったものの、湿度が高くて普通に死にそうになった今日の散歩は西国立から。こんな季節に何で効率の悪い散歩を続けるのかというと、猫探しは宝探しみたいで面白いからだ。猫だけでなく、例えば鳥とか、昆虫とか、草花なんかが好きな人の目には、フィールドは宝の山に映っているに違いない。以前は苦痛だった「歩く」という行為が、こんなに楽しいものだとは思ってもみなかった。
……とはいえ今日は眠くてだるい夜勤明け。朝から天気が不安定だし、いつ雨が降ってくるか分からないので、駅の近くでちゃっちゃと済ませてさっさと帰るつもりで散歩開始。最初の猫は、だらだら坂のだらだら1号。
西国立から歩き始めること10分。猫アパートの階段で寛いでるのが1匹。
時々2階でにゃあにゃあ鳴いている子だ。今日は穏やかな顔をしているね。
真夏の日中ということで、いつものように猫影は薄く、次に見かけたのは防犯連絡所のクリーム猫。
砂利を踏む音でびっくりさせてしまったらしく、猫じゃらしで誘ってみたが出て来なかった。機嫌が良ければごろーんが始まるんだけどなあ。
小さな公園で一服していたら、背後で「どすん」という大きな音がした。たまたま居合わせたキジトラもびっくり。
塀の裏に異状はなく、音の原因は不明。そのまま歩いていたら猫旅館まで来てしまった。ちゃっちゃのつもりが1時間半歩いてるし……。
植木の陰で寛ぐキジトラ。もう少し分かりやすい場所にいてくれませんかね。
とある町工場の駐車場で猫発見。手前の三毛は車の下に潜ってしまった。邪魔してごめんよ。
「代わりに僕がモデルになって差し上げましょう。この鉢割れがたまらないって評判なんですよ」