先日来チャレンジしているサチコのウンコオブジェは2回目の製作も失敗に終わった。初回のチャレンジでは乾燥したウンコの比重が軽すぎて、どうやっても硬化前のレジンに浮いてしまって失敗。今回はそれを踏まえてレジンの投入を二段階に分け、最初の硬化でウンコの位置決めをして、それが固まったら2回目のレジンを投入して完成の想定だったが、思っていたような出来栄えにはならなかった。というのも今回はすっかり真冬になっていて室温が低く、レジンの粘度が高かったため気泡がたくさん残ってしまった。加えて二段階投入の前半と後半で室温が違っていたため、粘度の異なるレジンの境目がはっきり見えたまま硬化してしまった。これらを防ぐには作業前にレジンを湯煎して一定の温度に温め、硬化を待つ時もできるだけ室温などの条件を同一にする必要がある。シリコン製のレジンモールドは何度も繰り返し使えるし、材料であるウンコもサチコが生きている限り生産されるので、日を改めてまたチャレンジしてみる。
昨夜の夜勤の報告書作成は怒濤のスピードで6時ごろには終わり、それなりに仮眠も取れたので、仕事帰りの散歩はシェアサイクル併用で登戸〜京王稲田堤という長めのコースにしてみた。今日は曇っていてほとんど日差しがなく、気温も8.6℃止まりで、なまじっかスピードの出る電動アシスト自転車を2時間以上も漕いでいたら、いつの間にか体が冷え切って死にそうになっていた。自転車を使う時は天気などの環境をよく考えないと、帰宅してシャワーを浴びた途端ヒートショックでお陀仏ということにもなりかねない。
冴えない天気の割にはそれなりに猫を見かけたが、今日は逃げられてばかりでからっきしだった。
ロックオンされていることを察知して逃走のタイミングを計る茶トラ白。これは歯が立たんな……。
定点の猫民家に差しかかると、道端で常駐のキジ白がちょこなんとしていた。
カメラに収まった3倍ぐらいの猫に逃げられて、やる気の8割ぐらいを失っていたが、馴染の美人さんに会えたお陰でだいぶ持ち直した。
初めて会ったのは2020年5月だったけど、少しずつ少しずつ懐いてきて、今は呼ぶと返事するぐらいにはなった。
……しかし、馴れ合いは許さない。指を差し出したら鉄拳制裁(爪あり)を食らった。
振り向きもしないままフェンスの向こうに収まった。さっきの美人さんよりも付き合いは長いのに、こちらは懐く兆し皆無。
この辺りには地元の人に「ふてニャン」と呼ばれているもう1匹の茶トラ白がいて、そちらは格段に人懐っこいんだが最近なかなか会えない。
逃げられてばかりの散歩だったけど、最後にサバさんにも会えたので、総合的にはツイていたのかな。
年内に会っておきたいと思っていたので良かった。来年もよろしくね。
でもこの子、懐きすぎて磁石みたいに足元にくっついてくるので写真が撮れない……。同様に写真の撮りにくい子はほかにもいるけど(こちらやこちら)、この子の場合は異次元のくっつき方で、30分近くもその辺を行ったり来たりして撮れたのはわずか数枚。懐いてくれるならそれに応えてたくさん撫でくり回してやりたいけど、あまり大っぴらにそれができない環境というのもあってなあ……。