今夜の食材を買いに外へ出た時には正午近くになっていて、青く澄み切った空を眺めて「散歩するんだった」と後悔してももう遅い。冬の日はあっという間に傾いてしまうので、お昼の時点で何もしていない日は何も成せないと見なして諦めることにしている。この二日間の休暇も無為に過ごしてしまった……。
幸い猫の方は23日の後半が残っているのでそちらを紹介しておく。夜勤前という限られた時間ではあったが、拝島〜福生の6.7kmを2時間かけて歩いたらそれなりの数に遭遇したので、久しぶりに2回に分けて載せることになったという次第。前回の記事では昭島市内の猫を紹介したので、今回は後半の福生市内で見かけた猫たちを。
去年の秋ごろ、ここで三毛を見かけたことがあり、再会を期待して覗いてみたらキジ白だったでござる。
四方を植え込みに囲まれたベンチは人目に付きにくく、猫たちの格好の寝床になっている。
でも最近はこの辺りの猫がほとんどいなくなり、ここで日なたぼっこしている姿を見るのもずいぶん久しぶり。帰宅してから調べたら2018年12月以来の5年ぶりだった。
ここのところ関東の冬らしい快晴が続いているが、雨がほとんど降らないせいで空気はかなり乾燥している。地面でまったりする猫は本能的に静電気を意識しているのかしら。
「ウッドデッキと称するポリプロピレンの床材、あれは最悪だね。パチパチしちゃって落ち着いて寝ていられないんだから」
傍らの地面には長毛の茶トラ白もいた。2匹とも出現頻度は低いけどたまに見かける子。
大白斑のクリーム白はとても人懐っこい。尻尾のつけ根を撫でたらイチコロ。
塀の上のいちゃいちゃタイムはしばらく終わらないので、この続きは動画でどうぞ。
この日の散歩に福生という職場とは真逆の街を絡めたのは、もともと朝の散歩で訪れるつもりだったところ、休暇のたびにヘタレてしまってなかなか行けずにいたからだ。朝じゃないと出てこない子が多いのは確かだが、冬晴れの日なら真昼でも多少は会えるだろうとの希望的観測のもと、もともとスタート地点として考えていた猫民家を覗いてみると、果たしてそこには猫がいた。
しかも2匹! 朝ここで会えることを期待していたのはポイントさん1匹なので、これはむしろお昼に来て正解。
ポイントさんはとても眠そう。しゃんとしている時はこんな感じ。
この日は歓楽街の猫たち(こちらやこちら)に会うことは叶わず、ゴール地点の福生駅よりだいぶ手前で見かけた茶トラが最後になった。
知的な目元の茶トラ。しばらく見つめ合っていたが、このあと敷地を横断して家の裏手へと去っていった。