明日から2連休なので楽しみにしていたんだが、どうやら雨のようだなあ。
夜勤明けの今日も曇りがちで、冬晴れの爽快感はなかったが、猫には割と会えた日だった。9時半に仕事を終えてから、上司としばらく話し込んだため、会社を出たのは10時半すぎ。横浜線猫行脚を一コマ進めるつもりでいたのに、遅くなっちゃったなーと思いつつ、橋本から上り電車に乗って大口に向かった。体が疲れていることを考えると、無理っぽいコース選択ではあったが、少し急いでコマを進めなければならない事情が出てきたので、頑張ることにしたのだった。
散歩開始は11:40。ほとんどお昼時となった駅近くの住宅街を歩いていると、道端にキジトラがいるのを見つけた。
「にゃ、にゃ」と、鳥のように鳴く子。このあと、買い物から戻った飼い主と思しき婆さんの元へ駆けて行った。
その後しばらく猫影はなく、潮時と思って、線路を挟んで反対側の街にやってきた。空き地の隅で草の匂いを嗅いでいるのがいるね。
しかし、逃走。擁壁の隙間から一段上の区画に登ったので、あとを追ってみる。
横浜線猫行脚は、初っ端から丘陵地帯の起伏の多さに悩まされていて、今日もその例に漏れず、急な坂を登ったり下りたりの繰り返し。その一方、この街はとても猫の気配が濃くて、時間や天気を選べば、無尽蔵に見つかるのではないかと思うぐらいだった。ただ、とにかく坂が多いので、まともに歩き回ったのでは体がもたない。車窓から沿線風景を見たところでは、終点の八王子までこんな感じのようなので、南武線に比べるとかなり過酷な猫行脚になりそうだ。
……そんな感じの住宅街を、気息奄々となって歩いていると、路地の突き当たりに1匹発見。
とても人懐っこくて、近寄ったら門柱の上から飛び降りてきた。やたら鳴き声のでかい子で、周囲が憚られたため、一撫でして退散。
まだあどけない感じだね。……ということは、近くにお母さんもいるのかな。