今日の四国・台湾猫旅は朝の琴平からスタートすることになっている。もし雨に祟られた場合は気紛れで男木島・女木島にでも渡っているかも知れないが、できればそうならないように願いたい。なお、これから帰国までの間は、毎日19:00に予約投稿で記事を公開していく。
サンライズ瀬戸を全区間乗り通す場合、瀬戸大橋を渡って最初に停まるのが坂出で、その次が終点の高松だ。高松から琴平へ向かうには坂出まで戻ってから土讃線に入るので、この区間を重複して乗車することになる。距離的には21.3km×2、時間的にはサンライズ瀬戸が坂出に着くのが7:09で、高松で折り返して再び坂出へ戻るのが7:50だから41分のロスになる。もちろん運賃も片道分の530円が余計にかかる。今日の散歩地の一つである瀬戸内海の小島へ行くには坂出か児島からバスに乗る必要があり、重複乗車のロスを避けるためにも、接続が良ければどちらかの駅でサンライズを途中下車しようと思っていた。ところがどちらもバスとの接続が極めて悪く、意地でも乗せてやるかと言わんばかりだったので、大人しく終点の高松まで乗って、先に琴平から散歩することにした。この時代、寝台列車に乗る機会なんてそうそうないので、乗り鉄としてはその方が正統的な判断とも言える。
今日の旅程はややゆったりしていて、午前中は琴平、お昼すぎに瀬戸内海の島、午後から坂出を散歩したあとバスかタクシーで高松空港へ向かい、18:55発の中華航空179便で桃園へ飛ぶ。今夜は台北市内の忠孝復興駅近くに宿を取ってあるが、チェックインは23時ごろになるので、着いたらベッドにくずおれてそのまま寝てしまうかも知れない。
予約投稿でお送りするのは今月4日、東福生~東福生という環状ルートで31.4kmも自転車を漕いだ時の猫レポートから2回目を。6時間半という長丁場のうち、前回は冒頭の3時間あまりを紹介したが、すでに川を2本渡ってあきる野市から八王子市に入っており、ろくに休憩も取らないまま小さな農業集落を見て回っているところだ。
小さな祠の向こうから猫がこちらを見ているね。
ちょっと美人な鉢割れキジ白。見かけるのは2022年8月以来の二度目。
多摩川と秋川の出合いに位置するこの集落は古くから稲作が盛んで、いつごろ建立されたものか判然としない小さな祠がいくつもある。こうした祠は猫たちの休憩所にもなっているようだ。
まだらの黒白は警戒心も露わ。田舎の猫はそうそう懐かないよな……。
逃げ切らないのがせめてもの救い。集落の貴重なネズミ番として大切にされている?
気長に待つこと15分。農家の広い敷地を突っ切ってようやく相見えた。元気だったかー。
マコちゃんも憧れる立派な尻尾を撮りたかったけど、少しだけ止まったあと敷地の奥へと消えていった。
小一時間ほどの散歩を経て再び川を2本渡って拝島方面へ。農地と住宅が混在する長閑な景色を眺めながら自転車を漕いでいると、疎水にかかる小橋に猫が佇んでいるのが見えた。
こちらは毎度お馴染のキジ白3号邸前。かすかな足音で呆気なく感づかれてしまい、カメラを構える間もなく駆け寄ってきた。
約1ヶ月ぶりのキジ白3号。スタートから5時間が経過してさすがに疲れてきたので、この子としばらく戯れながら休憩しようかな。
指でご挨拶。この子の懐き方は何となくサチコと似ているんだよねー。
とろけるキジ白3号としばらく遊んでから次へ向かった。明日はサイクリング終盤の1時間強で見かけた猫たちを紹介する。