今日はマコちゃんの抗癌剤治療とサチコの関節痛治療の2本立てで、それぞれ別の病院に連れて行ったのでほぼ丸一日がそれで終わった。マコちゃんの方は体調こそいいものの、白血球数の戻り方が遅いとのことで、今まで1週間おきだった抗癌剤治療を次回から2週間おきにすることになった。これにより4期4巡目を終えるのが11月初旬ごろの見込みだったところ、1ヶ月あまり遅い12月初旬ごろまでずれ込むことになった。とはいえ抗癌剤プロトコルの終了が遅くなるからといってこちらに不都合があるわけではなく、むしろ秋冬の穏やかな季節にのんびり治療できるならその方がいいぐらいに思っている。サチコの方は疼痛管理薬(ソレンシア)の追加投与と抗甲状腺薬(チロブロック)の追加処方を受けてきた。ソレンシアは今のところ目覚ましいほどの効果は感じられないが、抗甲状腺薬の方は嘔吐が激減するという明らかな効果が出ている。
マコちゃんの診察が9時半でサチコが16時だったので、猫探しをするような余裕はまったくなかった。今日は先週の土曜日(3日)の日勤前、西八王子〜八王子を散歩して見かけた猫たちを紹介する。最近はもっぱらシェアサイクルを利用しているが、この日は両駅間のステーションに自転車が1台もなく、久しぶりに長い距離を歩いて体力の低下を実感した。そもそも単に歩くだけの猫散歩では体力増強にならないものだが、それすらしないと短時間でもっと落ちることを痛感した。
こちらは朝6時半の住宅街。涼しい早朝のうちにバイクをいじるオヤジとそれを眺める猫発見。
一度は逃げられたかと思ったけど、道路脇の駐車場に引っ込んでいた。この子は久しぶりの子。
指の匂いで思い出してくれないかなー。君に会いたくて今日のコースを選んだんだから。
去年9月以来の黒。以前はなかった首輪からすると、この辺りでたまに見かける黒白も同じ家の子なのだろう。どちらもだいぶお年を召している。
初めてこのコースを歩いたのは2013年6月で、当時は猫の多さに驚いたものだったが、ご多分に漏れず最近はかなり数を減らしている。今はまだ朝なら数匹程度は出てくるが、そう遠くないうちに猫無住地帯になっていくものと思われる。
この家の猫もずいぶん変遷しているが、今は野良のキジ白が身を寄せているようだ。
10年前にも見た光景だが猫は入れ替わっている。逃走を図っているのは裏手の路地でたまに見かける黒(一例)。
定点の猫路地を覗いて最初に目に入ってきたのは茶トラ白と……、
キジ白の逃げ足は速いけど頭隠して尻隠さず。知り難きこと陰の如しをやろうとしているの?
数的には今いち冴えない散歩だったが、柳の花街の猫置屋でキジ白に会えたのは嬉しかった。
初めてこいつを見かけたのは2019年10月なので、この街では新参の部類に入る。道行く芸者さんにも名前を呼ばれて可愛がられているようだ。
かつて夥しい数の猫たちが暮らしていた花街だったが、今残っているのは恐らくこいつを含めて2〜3匹。三毛姐さんも黒い小僧もみんないなくなった。
せっかく会えたので名残を惜しみたいところだが、あいにくこいつは警戒心が強く、近寄ろうとするとシャーと威嚇する。遠巻きに「元気でね」と声をかけるのが精一杯だった。