いつの間にか今年も残すところあと10日となって慌てているが、猫関係業務に関して言えば、週末しか動けない今となっては、年の瀬の挨拶に回れる場所も限られている。今日のところは自宅から北の立川方面へ向かい、バスで富士見町まで移動して猫巡行スタートと相成った。バスという余計な一手間がかかったのはシェアサイクルを借りる都合で、以前も書いたように青梅線の立川〜拝島はステーションの空白地帯になっていて、立川以外のどの駅にも駅前から乗り出せるステーションが存在しない。実際今日利用したのも立川市歴史民俗資料館という駅からかなり離れたステーションで、猫巡行ルートの都合上、最寄り駅の西立川ではなく、富士見町七丁目というバス停から1kmほど歩くことになった。距離的には一つ隣の団地西バス停からの方がだいぶ近いが、ここへ来るからにはオッド1号の安否を確認しておきたく、ねぐらのアパートに立ち寄るには富士見町七丁目の方が都合がいいのである。
しかし去年の元旦から姿を見せないオッド1号に会うことは叶わず、最初に遭遇したのは高みで充電中のクリームだった。まあそれでもスタートから17分で見つけられたのだから幸先はいい。
しかも何と9年ぶり! 前回カメラに収まったのは2016年1月、同じように屋根の上で日に当たっていたのだった。広い農家の敷地の奥で見かけることはたまにあっても、カメラに収めるのはとてもムズカシイ子。
塀の上の茶トラ発見。きれいな毛並みが日に当たって艶めいている。
近寄ったら遠慮がちに奥へ引っ込んだ。恐らく近所の飼い猫で、会うのも初めてではないはず。
エビ邸の猫ベッドを覗いてみたもののもぬけの殻で、念のため裏手に回ってみると、日当たりのいい場所で眠りこけていた。
砂利を踏む音でバレるのは想定済み。今日は年末のご挨拶に伺いましたよ。
一通り撫でくり回したあと、15分ほどしてもう一度覗いてみると、元の場所に戻って同じ姿勢で眠りこけていた。年を取ると常に眠いことは俺もだんだん分かってきたよ。
トラ子さんの路地にトラ子さん参上! 年を越す前に会えて嬉しい!
8月上旬以来の約4ヶ月ぶりだけど、元気だったかー。
あれは人懐っこい方。トラ子さんよりさらに遡って7月下旬以来。
大白斑の相方は不在らしく、舌を鳴らしても出てこなかった。よろしく伝えておいてくださいな。
雲一つない澄み切った青空。東京の冬らしい好天が続いているせいか、猫たちの様子ものほほんとして見える。
今シーズンは例年ほど気温が下がっておらず、八王子アメダスでは昨日の朝の氷点下3.3℃が現時点での最低記録。これが氷点下5℃を下回るようになるとそれなりに堪えるんだけれども。
誰かと思ったら近所の家の茶トラ白だった。いつも自宅の回りでとぐろを巻いていた子だったけど、大人になって縄張りが広がったのかしら。2022年9月以来の2年3ヶ月ぶり。
その傍らには茶トラ白と同じ日以来の黒もいた。猫散歩を始めるまでは、こうして何年かぶりに訪ねていって、同じ猫に再会できるなんて思いもしなかった。こういうことを積み重ねると、なかなかやめられなくなってくるわけだよなあ。
米軍ハウスのあとは久しぶりに昭和記念公園を通り抜け、茶トラ係長の墓標に手を合わせるなどしてサイクリング終了。最後に通りかかった茶猫タウンで茶猫に会えたので、嬉しい気分のまま猫巡行を終えられた。
昔はたくさんの猫が暮らしていた茶猫タウン北。今はこいつが主のようになっているらしく、前回通った時に会ったのもやはりこいつ1匹だった(といっても去年4月のことだけど)。
葉っぱをくっつけたままお澄まししたので、もう1枚だけ撮って本当におしまい。年内にあとどれだけ散歩できるかな。