業務上の都合により来月始めごろまでテレワークで仕事することになり、体が鈍って仕方ないので、通勤を再開するまで朝の猫散歩を復活することにした。といっても2022年秋〜冬にかけてそうだったように、毎日のように早起きして出かける元気はないし、我が家の2匹の介護メニューも増えているのでそれは無理。朝は薬の種類が複数あったり、シリンジで飲ませるものもあるので、時間に追われて作業すると投薬ミスや誤嚥にも繋がりかねない。なので起床から出発まで少なくとも1時間半は確保するよう心がけていて、これに猫散歩が加わると寝不足で死ぬのでやはり毎日は無理なのである。
久しぶりの朝散歩の行き先をどこにするか迷ったが、今はちょうどのらぼうの収穫期だと思うので、稲田堤ののらぼう農家を絡めてシェアサイクルで回ってみることにした。桜が満開のうちに西国立の桜の巨木の猫民家にも行きたいが、こちらは行けたとしても週末か週明けになると思う。
スタート地点の矢野口駅に降り立ったのは6:50。いつの間にか東京の日の出時刻は5:17になっており、家を出た時点で充分に明るくなっているので、武蔵やクロエさんに会えることを期待していたが、あいにくこちらは2匹とも空振り。最初の猫には稲城市内で遭遇することになった。
日だまりで体を温めていたサバ白だったが、家の主人に見つかって追い払われてしまった。
この子には去年の6月にも会っていて記憶に残っている。その時指で挨拶しておいたのが良かったのか、俺のことを覚えていたらしく呼んだらついてきてくれた。尻尾もレーダーみたいに上を向いている。
こいつはたぶんのらぼう農家の裏手に住む白。自宅の外で見かけるのは初めてかも。
納屋の屋根に上ってしまった。なお、肝腎ののらぼうは時期が遅すぎたのか、それとも訪れた時間が早すぎたのか、無人販売所の商品棚は空っぽで何も置かれていなかった。
プスプス言っても反応しない。たぶん薄目も開けていないと思うけど、アイラインが濃すぎて判別不能。
玄関先には相方の茶トラ白もいた。朝だから2匹とも会えてラッキー。
時刻は7時半だからもう間もなくかな。俺も美味しいものは持っているけど、家の人からもらってね。
心配して出てきた飼い主の奥さんが傍らで見守っている。野良出身だからすぐに外へ出たがるのだそう。
この子には一度だけ会っている。6年も前のことだけど、キジ渦白というこの辺りでは滅多に見ない毛色なのでよく覚えている。
一応9時から業務開始ということになっているので、そろそろ自宅へ戻ることにした。自転車を返却して稲田堤の駅へ急いでいると、久しぶりの瓢簞横丁で久しぶりに猫を見た。
ここで黒猫を見かけたことは何度かあるけど、真っ黒だけに同一人物なのかは分からない。数年前に比べると少しずつ様相が変わってきている中、今も猫たちが元気にしているなら嬉しい。
8:58に帰宅して業務開始の報告をしたあと、猫デッキのサチコとまったりして体を休めた。
今日は毛梳きから清拭まで至れり尽くせりだったのでとても機嫌がいい。常に構っていないと淋しがって鳴くのでテレワークになったのも都合が良かった。今のうちに少しでも体力をつけて夏を迎えられればいいんだけれども。