ここのところ偏頭痛の日が増えていて、何となく痛みが残ったまま過ごすことも多くなった。痛みが強ければ1~2日は動けなくなり、職場には迷惑をかけるし俺自身の時間ももったいない。今までも脳ドックを受けたり、偏頭痛に効くという薬を試したりしたが、まったく改善の兆しが見られないので、整形外科方面からアプローチしてみようと思い、午後から出かけてきた。レントゲン写真を撮って診てもらったところでは、第5頸椎と第6頸椎の間に多少ヘルニアが認められるものの、そんなに激しい頭痛を招くほどではないとのことだった。何度かリハビリして様子を見ましょうということで、電流を流すやつを10分間やったほか、ロキソニン系の鎮痛薬と中枢性筋弛緩剤を処方された。緊張性の頭痛ではないかと疑っていたところなので、筋弛緩剤を試せるのは良かった。
そんなこんなで、猫散歩の方も通院のついでとなり、家を出たのは13時すぎ。この辺りで有名な整形外科となると拝島がいちばん近いため、昨日に続いて今日も同じ街へ行くことになった。
バスに乗る前に近所の定食屋で腹ごしらえしたあと、腹ごなしにその辺をぶらぶらしていると、とある民家の敷地で黒白を見かけた。
カメラを向けられて身繕いを始めたな。でもたぶんそこは写らないと思うよ。
目を大きく開けて準備完了。……ていうか君、よく見たら、美人さんの妹の相方じゃないの。
黒白のねぐらは線路端にあって、民家からは200m以上離れている。しかも途中には交通量の多い街道もあるから、まさかあんなところで会うとは思わなかった。
次の猫はバスを降りてから。とある猫路地で巡回中の茶トラ白に行き会った。
セミロングの形質は胴体だけでなく、耳毛や睫毛(?)にも現れているようだ。個人的にはヒゲにも影響している気がしていて、長毛種の猫のヒゲは、短毛種の猫よりもだいぶ長いように思う。もしそうだとしたら、狭い隙間が通れるかどうかをヒゲで判定するという、「センサー説」は否定される。実際に測ったわけじゃないから分からないが、いずれ調べてみたい。
耳毛は明らかに短いけど、ヒゲの長さは背景が明るくて分からないな。
背後にいたのはカラーポイント三毛。お年を召しているのか、だるそうにしている。
指の匂いで挨拶できたが、ヒゲの長さはやっぱり分からない。猫のヒゲはとても繊細な器官なので、抜いたり切ったりするのはもちろん、むやみに触るのも憚られる。いわんや外猫のヒゲの長さを測るなんて、そう簡単にはできないから、頑張って写真から推定するほかなさそうだ。
セミロングと短毛が互いの存在に気づいたようだ。塀を隔てているのに、よく分かるもんだね。
そんな俺たちの様子を花壇から眺めているのもいた。ここは茶猫だらけだ。
従業員のお姉さんに撫でられて、えびす顔のキジトラ。今日の散歩はこれにて終了。