初めて自宅サーバを立ち上げたのは2003年ごろだったと思うが記憶が定かではない。今回リプレイスしたマシンが11代目というのは確かで、OSにLinuxを使うようになってから20年ぐらい経つので、クリーンインストールから始めても一晩あれば終わるぐらいには慣れた。ただ、webサーバやメールサーバはこの20年で設定項目が大幅に増えていて、動作確認も面倒なので、これ以上増えたら丸二日ぐらいかけないと間に合わなくなるかも知れない。
新しいサーバマシンはHPEのProLiant ML30 Gen10という機種で、CPUはIntel Xeon E-2124G(3.3GHz)、メモリ24GB、DVDドライブとRDXドライブを内蔵し、ストレージは2TB SAS HDD×3というものを18,000円で買った。猫サーバとして使うにあたってはメモリを32GBに増設し、HDDは旧マシンの10GB SAS HDD×4を流用したほか、RDXは埃防止を兼ねて1TBのカートリッジを買って挿しておいた。そのままにしておくのももったいないので、RDXはいずれシステム領域のバックアップ先として使う。
RHEL系のLinuxディストリビューションは今年の夏ごろにバージョン10が出てくるはずで、このバージョンからx86-64-v3というアーキテクチャが求められ、旧マシン(HPE ProLiant MicroServer Gen8)にはインストールできなくなる。それに加えて旧マシンに入れていたEuroLinuxの開発チームが活動を停止してしまい、セキュリティパッチも当てられなくなったのでケツに火がついた。猫活動も低調な今、そういう理由でもないとなかなか重い腰が上がらない。
細かい話は省略するが、そんなこんなで無事に作業が終わり、最後に残ったのがファイルのバックアップ戻しとブログの動作確認。バックアップ戻しはコピーを走らせてひたすら待つほかないが、ブログについては馴染の猫たちの協力を仰ぐべく、一昨日の業務開始前に市内の知り合いの許を回っておいた。まあこれを読めている時点でちゃんと動いているのではあるけれども。
家を出てから30秒で武蔵に遭遇。カメラに収まるのは3ヶ月半ぶり。
真剣な眼差し。黒煙邸を監視中の武蔵は呼んでも反応してくれない。
なので裏手の水路から回り込んでみた。普段人の入らない場所だからか、ものすごい勢いで逃げてしまった……。
仕事帰りにたまに見かけるモノクロ姐さんの姿はなく、次に遭遇したのは定点の茶トラ。あの子もずいぶん長い付き合い。
呼んでも反応はない。こちらが一方的に親近感を持っているだけで懐いてはいない。
こいつの左目は少しずつ吊り上がっていくし、最近は相方の姿も見えないが、前回よりも毛並みが整っているのは嬉しい点。ちなみに見かけたのは2014年10月が初めて(こちらの写真の右側)。
15分ほど粘って巡回に出たところを捕捉。久しぶりに会えた子は対応に時間を要するのである。
ここには長毛黒も常駐していたはずだけど、しばらく来ないうちに縄張りが変わったのかしら。
2匹とも知った顔。複数のお食事処を持っているようで、日によって待っている家が違う。
日差しを求めて朝は東側、午後は西側で見かけることが多い(夏は逆になるかも)。なお2匹とも黒白である点に注意。
この辺りには似たような鉢割れ黒白が多いけど、君の相方だけはちょっと変わっているね。
……しかし、敷地の奥へ逃走。この子こんなに警戒心強かったっけ。
というか君の家は通路を挟んだ向かい側じゃなかったの? いつの間にか解体されてなくなっていたから、君にももう会えないと思っていたよ。
行き止まりの路地で黒白発見。周囲を監視する佇まいは黒煙ちゃんを彷彿とさせるな。
猫たちを紹介し終えたところで動作確認も無事終了。明日は町田に用があるので、早起きできたら少し散歩してくるかも知れない。