房総猫旅(3)


銚子市の猫

「この辺りに泊まるところはあるのかな」
「この辺りに泊まるところはないのだよ」
 とばりの下りた大原駅前に人影はまばらで、客待ちのタクシー運転手からはつれない返事。いすみ市の中心駅だから、多少は栄えた街だろうとの思惑は見事に外れた。
 考えていても仕方がないので、確実に宿のある街へ移動することにして駅に戻ると、ちょうど東京行きの特急「わかしお26号」が来る時間だった。これに乗って大網で乗り換えれば、そう遅くない時間に銚子に着けるに違いない。ということで、急遽銚子へ向かうことにして特急列車に飛び乗った。
 大網と成東で乗り換えて、銚子に着いたのは20:35。駅前の商人宿は満室だったが、女将に近所のビジネスホテルを教えてもらって無事投宿。その夜は風呂にも入らずさっさと寝た。
 翌28日は5時半起床。この日はまず銚子電鉄で外川へ行くことにして、6時半前に出発した。宿を出てすぐ、朝帰りと思われる猫に遭遇。幸先がいいな。
銚子市の猫

 銚子の市街地は、あとでまた散歩しに来るよ。
銚子市の猫

 用のなくなった三脚その他が邪魔なので、カメラだけ持って、あとの荷物は駅のコインロッカーにポイ。銚子電鉄に乗って外川には7:12に着いた。恐らく訪れるのは25年ぶりぐらいと思われる漁師町を港に向かって歩いていると、坂道で小さいのを見つけた。
銚子市の猫

 後ろにいるのはお母さんかな。お嬢ちゃんの写真を撮らせてくださいな。
銚子市の猫

「おめかしするから待ってー」
銚子市の猫

「目線はこんな感じ?」
銚子市の猫

 いや、普通でいいんですけど……。
銚子市の猫

 お母さんも美人だね。
銚子市の猫

 一通り母子を撮って振り返ると、茶トラ白が坂を登ってきた。
銚子市の猫

 今朝もとてもいい天気。あまり暑くなると困るんだけど、海辺のせいか風が冷たくて気持ちがいい。坂を登ってきた茶トラ白も、階段で日なたぼっこしている。
銚子市の猫

銚子市の猫

 全国どこを旅しても、海辺の街はふるさとの匂いがする。磯臭くて、街が赤茶けていて、住んでいる人は大らかで人懐っこい。この日もたくさんの人と会話を交わした。
銚子市の猫

 きょろきょろしながら坂道を降りていると、駐車場に2匹の猫を発見。これは分かりやすいな。
銚子市の猫

 某有名アヒル像と並ぶ猫。
銚子市の猫

 三毛は草むらで丸くなっていたが……、
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 シャッター音で飛び起きた。
銚子市の猫

「やーね、女の子の寝姿を撮るなんて」
銚子市の猫

 次に見かけたのは逆光の道端に佇む茶トラ。
銚子市の猫

 順光位置に移動してみたけど逃げないね。
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銚子市の猫

 来た来た。
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 久しぶりな俺のお尻と猫。人懐っこい子って、この位置に後ろ向きに収まることが多い。これが安心できる角度なんだろうか。
銚子市の猫

 ごろーん。
銚子市の猫

 いつまでも遊んでいられそうな子だった。外川の猫散歩はもう少し続く
銚子市の猫

 房総半島・猫旅の第3回はここまで。明日は、仕事帰りの猫散歩で猫がいればそちらを優先。いなければ続きを載せる予定。
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