今日は房総半島・猫旅の第4回を。今月の前半は夜勤が続いているので、思ったより早く終わりそうだ。
前回に続き、関東最東端の港町・外川の坂道で猫散歩。坂を下りて漁港にも行ってみたが、残念ながら猫は見当たらず、散歩は集落の中心部がメインとなった。すでに1時間ほど歩いているが、時刻は8時半前なので、まだ影が長い。コントラストの高い影の暗がりに、キジトラが佇んでいるのを発見。左側のゴミ置き場に茶トラもいるが、ファインダーを覗いている時はまったく気づかなかった。
「済まないが、ちょっと婆さんの様子を見てきてくれないか。ご飯タイムは安否確認にもなっているんだよ」
俺の横をすり抜けなければ、目的地にはたどり着けない。塀は高すぎて登れない。さあどうする。
坂道を行ったり来たりして疲れてきたので、そろそろ撤収することにして駅に戻ると、茂みにキジトラが潜んでいた。
線路づたいにとことこ歩いて行った。……けどこれじゃ暗くて分からん。
電車のブレーキ装置に乗っかって振り向いた。外川の猫散歩はこれで終了。次回は銚子の市街地で猫散歩。