駆け寄ってごろごろ


府中市の猫

 都心はほとんど解けたのかも知れないが、多摩の方はまだまだ街なかにも雪が残っている。泥や埃にまみれて黒くなった雪が、解けた水と混ざってぐちゃぐちゃになっている様子は、春先の北海道によく似ている。俺が住んでいた当時はスパイクタイヤが禁止される前だったので、道路からの粉塵も合わさって、それはそれは汚らしい光景だった。ただ、そんな泥まみれの雪の下からフキノトウが覗いていたりもして、北国ならではの春の情緒と言えなくもなかった。
 今日の夜勤前の散歩も、そんな雪解けの街なか。谷保から古墳の神社に至るコースを1時間ほどかけて歩いてみた。谷保駅近くのスクーター二毛は珍しく不在で、最初に見かけたのは路地に佇む三毛だった。
国立市の猫

国立市の猫

 舌を鳴らしたら、鳴きながら近寄ってきて、ごろーん開始。細い路地は一直線に近寄るほかなく、逃げられるかなと思ったけど、意外に人懐っこかった。
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 ごろーん。
国立市の猫

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 「かっかっ」ともどかしそうな声を出しながら、鳥を見上げる三毛。毛色はブルーとクリームのクラシックタビーかな。顔立ちも特徴的。
国立市の猫

 写真を撮っている傍らを、近所の人らしきおじさんが通過。駆け寄って行ってごろごろしている。
国立市の猫

 ずいぶん懐いているなー。可愛がられているんだな。
国立市の猫

 曇って寒い街なかでほかに猫は見かけず、歩いているうちに古墳の神社に着いてしまった。濡れ縁の下に1匹出ているね。
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 縁の下から黒いのも現れた。
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 茶色いのも登場。あれは野良から飼い猫に昇格したクラシックタビーの方だな。
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 とことこ。
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 境内を不審者チェック中の茶渦白。
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 黒はその場できょろきょろしている。いつも一緒にいる猫たちだけど、微妙な序列があるのかも知れない。
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 不審者チェックを終えた茶渦白が家に戻ってきた。
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府中市の猫

 あとはほかにすることもなく、手持ち無沙汰な様子の茶渦白。今日の猫は2箇所5匹だった。
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